新しい物好きの人へ


最近は新しい治療法が目白押しで、私自身情報を収集するのに苦労しています。新しい情報を聞いても、すぐ別の機械が登場するのが現状です。皆さんも非常に気になっていることと思います。当院での新しい治療法の中で特に他院ではあまり行われていないもの、また導入予定はないが新しくて注目に値する機械などをここでは呈示いたします。良いか悪いか判らないものもありますので、参考までにという部分もあることをご承知下さい。

しかし振り返ってみると当院の治療法は非常に多岐に渡っており、これは結局一つの治療法で完璧ではないために、よりよい方法を求めた結果なのかなと感じています。

1. 当院で行っている新しい治療法

ウルセラシステム:超音波を使い、たるみの大本であるSMASという筋膜(フェイスリフト手術で持ち上げる筋膜)を引き締める治療方法。理論的にたるみの根本から改善されます。

フラクショナル炭酸ガスレーザーeCO2(エコツー):炭酸ガスレーザーをフラクショナル状に照射、無数の細かいレーザー照射により皮膚表面を安全に削ったり、引き締める方法です。ニキビ跡や傷跡に大変有効な治療ですが、しばらく赤みや出血が生じる治療です。

アキュスカルプ:ごく細いレーザーのファイバーを皮下に刺し、レーザー照射を行い、脂肪を溶かしたり、皮膚を引き締める治療器。従来の脂肪溶解レーザーと異なり、皮膚の引き締めを安全に行えるため、顔に大変有効。法令線やフェイスラインのたるみにはダイレクトに効くのみならず、目の下の脂肪にも適応できるため、今後の期待の大きい機械です。またワキガの治療にも有効で、アポクリン腺を直接破壊できるため、手術無し、つまり切開しないでワキガが改善できるという画期的な機器です。ワキガについては鋭意検討中です。

レディエッセ:ハイドロキシアパタイトという既知の成分を注入し、輪郭矯正に用います。鼻や顎、法令線の改善に。1.5年程度持続します。

アレックストリバンテージ:従来からシミなどの色素性疾患に広く用いられていたQスイッチレーザーが久々に新しい理論を揃えてモデルチェンジしました。もう10年近く、このタイプは発展がなかっただけに、やっと登場したという感じです。実はこの開発段階で、少し試用させていただいた経緯(新しい理論を採用するかどうか、発案も含め)もあって、非常に楽しみにしていました。先端部の切り替えで3種類の波長を出すQスイッチレーザーであり、技術的な難しさを考えると驚異的です。さすがは世界最大のレーザーメーカーキャンデラ社だけあると感心しています。3種類の波長を出せるということで、従来取れにくかったシミやあざ、入れ墨への対応が期待されます。

カーボンレーザーピーリング:これは黒い色に反応させるレーザーを用います。あらかじめ肌にカーボンを塗布してから照射します。すると毛穴などくぼみによく埋まったカーボンがレーザーにより熱を生じ、毛穴などを焼き縮めます。軽い表面やけどを生じます。今までQスイッチレーザーというもので行っていましたが、熱が不十分なため、ロングパルスレーザーという照射時間の長いもので十分な熱を生じさせるようにしました。それ以降非常に効果の高いものとなりました。個人的にはフラクセルの代わりになるのではと思います。しかし欠点は1週間かさぶたができることです。

フラクショナルマトリックスIR(Fractional Matrix IR):ダイオードレーザーをフラクショナルに強く照射すると同時に高周波を照射し、局所のシワに改善を促します。下記のリファームと、従来からのオーロラ(フォトRF)さらにこの機器の3つを同日に照射する方法をトリニティ(Triniti)と称し、総合的ケアになります。

リファーム:高周波と近赤外線光を同時照射し、即時性に顔を引き締める機器。効果の持続期間は長くはなさそうですが、即時に張りが出るというのはなかなか満足度が高いようです。痛みも殆どありません。

2.当院導入予定の新しい治療法の紹介

アクセントウルトラ:施術名はウルトラアクセント。横波超音波を用いて脂肪細胞膜を特異的に破壊する機器。皮下脂肪を溶かし、ボディラインを綺麗にします。手術ではない・痛みがない・ダウンタイムがない脂肪吸引と言えます。

3.当院で導入していないが、新しい治療法の紹介:導入するかどうかは状況次第です。

スターラックスIR:当院でも導入しているスターラックスの新しいオプション。タイタン(赤外線によるたるみ治療器)の数倍のエネルギーを発することができること、特殊な冷却理論(フラクショナル理論)による深部まで効率よく熱を伝える仕組みにより、高い効果を出すことができるそうです。

アファーム:上記のフラクセルやスターラックス1540と同じ、皮膚に無数の小さな穴を開けるレーザー。やはり試験的に顔半分に照射しましたが、なかなか良さそうです。

LED:皆さんご存じのLEDという光を放つ物です。これを何百と集めて機械に取り付けた物で、顔を覆うように15分ほど照射します。すごくまぶしいです。肌が少し熱を持ち、ぽかぽかします。当院看護婦達が試験的に使用したのですが、化粧のりが良い、ニキビの赤みが早く治る、肌が引き締まるなどの評価がありました。アメリカでは何社かこれを作り出している、最新の機器です。まだまだ実際は分かりません。

Photopneumatic Technology:皮膚表面を吸引して、光の吸収率を5倍程度に増加させるフラッシュランプ治療器。脱毛でも深いところに届きそうですし、しわにも良いかもしれません。

赤外線治療:タイタンやスターラックスIR、Lovely STなど、フラッシュランプ系の機器に取り付ける赤外線領域の波長の治療器で、皮膚深部に熱を発生させ、サーマクールと同等の効果を出すと言われています。しかし実際の効果はまだ私自身確信が持てません。いい機械かもしれないけど、マーケッティングが良くないのではと危惧します。

パール:皮膚表面を軽く削るだけではなく、熱によって引き締めようとするレーザー。3〜5日間かさぶたが強く生じるのが欠点ですが、肌がつるっとします。

ソプラノ:ダイオードレーザーによる脱毛機。1秒間に10発照射可能です。これに関しての効果は微妙ですが、これを応用して肌の張りの回復治療に使えそうです。

イントラセル:剣山のように多数の針を皮膚に刺し、その先端部のみから高周波(電気)を発振、皮膚深部へしっかりと熱を伝えにきび跡やシワなどを改善する治療機器。

プリマエバ:イントラセルと同様の機器。先端に温度センサーがついており、よりきちんと皮膚の状態を管理できるとされています。

注意:なお、導入していない治療器に関しては情報として呈示しているだけです。当方で所有していない機械ですので、詳細な情報は該当クリニックへお問い合わせ下さい。お電話などでの問い合わせはご容赦下さい。

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