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コンビネーションリフト

特定の治療法にとらわれず、結果第一・希望第一に考えた概念の治療
費用固定にて、各種注入剤・溶ける糸・機器などを複合し、総合的に若く見せる変化を求めます。

 

様々な注入剤(ヒアルロン酸・レディエッセ・ボトックス)・糸(ウルトラVリフト)・機器(ウルセラ、サーマクール、イージスYAG、Vシェイプなど)を弛みの状態によって最適に組み合わせる治療法です。費用は事前に固定額とし、注入量や糸の本数、照射エリアにとらわれることなく、最善の結果を得ます。美容医療においては従来、どうしても治療法を選択してから結果を判断するという、効果が出るかどうかよりもどの治療法を用いるのかが論じられる傾向にありました。しかし患者様が求めるのは結果であり、若さです。何をすれば「どう変わるか」ももちろん重要ですが、これとは逆にどんな治療法で変化させるかではなく、結果として、「どう変えられるか」、「どうなれるのか」を提案していきます。

そしてまた、美容医療はどうしても治療費に関する不安が大きなウェイトを占めます。各治療方法ごとの費用設定があり、複数選択をすると予算的に計算ができなくなりがちです。どのような方法であっても、治療費を固定し、その中で安心して治療をおこなっていく手法を取れば、我々治療側も頂く治療費に気を揉むことなく、患者様の顔をデザインするように、より良い結果を出すべく最善を尽くすことができます。世界的にこのような考え方が徐々に広まってきており、当院でも良い方法として取り入れることにしました。

「アートとしての顔のたるみを修復していく作業」として、美容外科学的な解剖理論、老化メカニズムを解析し、最善の結果を得るために治療法を限定しない手法、そして費用としても「オールインクルーシブ」な方法と言えます。

 

加齢とともに顔面の形態は全体として大きく変わっていきます。頬のボリューム不足・コケや、逆に大きく垂れ下がった脂肪、目の下のくぼみや二重顎など様々な変化が生じ、それはまた個人差があります。
加齢たるみ
(加齢による顔貌変化;レベル0から4まで。MERZ社資料より引用)

従来はほうれい線、目の下のくぼみなどポイントごとの治療を考えてヒアルロン酸などの注入治療をしたり、機器によって特定部位の改善ではなく全体を引き締めるような治療をしていました。現在でも日本ではこのような考え方が主流です。
しかし、本来、老化による変化というのは総合的に捉えて顔面のボリュームの増減・陰影などを考慮した治療をするべきです。

近年、加齢による顔面の骨、脂肪、筋肉、皮膚に至るまでの変化が解析されるようになってきました。そして顔の皮下脂肪の局在や筋肉や皮膚との連続性など、加齢との関連性について2010年前後から医学誌にて発表が相次いできたのです。

顔面解剖
そのメカニズムに基づいて、どこを変化させれば若く見えるのかが分かってきました。皮膚の引き上げだけでは、加齢で変化したボリュームを改善する事は不可能でもあります。
それをきちんと説明した上で治療をするとなると、1種類の治療方法では難しくなってきました。そのため、当院では費用を固定し、治療法はある程度相談の上で、幾つかの選択肢の中からご本人と相談の上で決定していく手法をとることにしました。

例えば、目の下のくぼみにはヒアルロン酸、頬のコケにはレディエッセ、額にはボトックス、頬の弛みにはウルセラシステムなど、様々な方法を組み合わせる場合、きちんと実施すると予算的にもかなり高額になりますが、頬の弛んでいる部分だけウルセラを少ない発数だけ照射し、本来なら全体照射しないと持ち上がらない部分はヒアルロン酸を注入、またその本数には個人差がありますので、人によっては1本、2本と増減し、場合によってはそこにレディエッセも組み合わせ、さらには皮下脂肪のリフトが必要な部位にはウルトラVリフトを少ない本数だけ刺入するなど、単独で少量なら結果が出せないものでも併用することによって、最適に、コストパフォーマンス良く、かつ最良の結果を得ていくことができます。

また、治療の途中で、例えば注入剤などでは、もう1本使わないと効果不足と思われる局面においても、我々サイドも躊躇なく新しく1本追加できますので、アートとして「顔の弛みを修復していく作業」と考えても、ベストな治療を実施できます。

 

 

 

顔面解剖

(グラフィックフェイス臨床解剖図譜より引用)
顔の弛みは、上図左に示される浅い皮下脂肪が表層雪崩のように下垂し、さらに所々皮膚と靱帯でつながっている部分にて折れ曲がり、溝が生じます。上図右に示す深い脂肪組織は下垂の影響なく、しぼんでいきます。さらには頬骨や顎の骨、アイホール周囲の骨さえも縮み、ボリューム減少するものです。

それらが複雑に組み合わさって顔面は弛んでいきます。骨と脂肪が変化しているのに、機器で皮膚や皮下を引き締めるだけでは不十分ですし、下垂してきているのに溝だけを埋めるようにヒアルロン酸などを注入して平坦になっても、決して若くは見えません。
これらを考えると注入も溝を埋めるような手法だけではなく、本質的に減少した部分のボリュームアップを要しますし、さらには雪崩で落ちた皮下脂肪を持ち上げる治療も要するのです。

 

つまり、様々な治療法の特長を活かし、加齢変化を理解した上で、少しでも若い頃に近づけていくのです。
症状によっては異なりますが、大まかに言えば、頬正面の引き上げにはウルトラVリフト、頬上方のふっくら感にはレディエッセ、ほうれい線や目の下にはヒアルロン酸、頬外側の引き締めにはウルセラ、フェイスラインにはサーマクールなど、それぞれの特長を活かし、局所的に組み合わせていきます。


レーザーや機器のみでは、残念ながら加齢によって減少したボリューム・下垂した皮下脂肪を元に戻すことはできません。機器治療においては皮膚の引き締めや、深部の筋膜引き上げによる、いわゆるリフトアップ効果までが限界です。もちろん予防的側面やリンパ流改善によるふっくら感などは出せますが、あくまで老化で減少した脂肪などの組織が増えたりするものではありません。注入系や糸、機器を上手く複合して用いて、効果を得ることこそが重要と言えます。

コンビネーションリフト治療における選択肢

半年〜1年持続型の治療 25万円
・ヒアルロン酸
・レディエッセ(注入剤は大量使用時+2〜4万)
・ウルトラVリフト
・ウルセラシステム局所使用
・サーマクール(追加の場合は+10万)

3〜4ヶ月持続型の治療 15万円
・ボトックス
・ヒアルロン酸(柔らかいタイプ)1本程度
・イージスYAG
・レディエッセ少量
・ウルセラシステム局所使用

 

左の括りはあくまで基本的考えです。状況によっては様々なものを提案していきますし、新しい治療が導入されれば、さらなる提案もしていきます。もちろん単独で治療をする際にはこのような方法ではなく、従来通りの費用にて実施もします。原則として、様々な手法を併用、部分使用をすることになります。全ての治療を通常単独治療の際のように用いるのではありません。但し、注入剤ですと、合計で2本程度使用を前提とします(各種1本ずつもしくは同種類2本のことも)。

また3〜4ヶ月持続型と言えども、長期持続のレディエッセやウルセラシステムも用います。3ヶ月で全ての効果がなくなるのではありません。

   
頬周囲の弛みに関しては、いわゆるmid faceという顔面中央の解剖は難しく、通常の美容外科手術ではno touchです。形成外科医は顔の骨折や癌切除後再建などで同部構造を熟知していますので、さらに加齢による変化に関する知見を得ることで、最善の方法を選択できます。私個人の形成外科医としての経験と、ここ数年海外出張・研修で得た弛みの解剖学的知見をもとに、複合的な治療について模索してきました。
もちろん、自己勝手なものではなく、顔面のボリューム減少や加齢メカニズムに適合した治療法については、早期に提議してきました。以下に主な学会等の発表をお示しします。突然思いついたのではなく、ずっと温めてきた治療法なのです。

Nariaki Miyata
Jaw Augmentation and face lift effect using Radiesse
The 1st Leadership Council Meeting of Radiesse , Seoul, 11-13 Sep 2009

宮田成章
新しい吸収性注入剤レディエッセによるシワ治療及び輪郭修正
メディカルスキンケアセミナー2009、東京、2009年6月28日

宮田成章
吸収性CaHA (Radiesse) 注入による顔面輪郭形成〜約2年半の使用経験から得た安全性と問題点について〜
第53回
日本形成外科学会、金沢、2010年4月9日

宮田成章
注入剤全般と最近の考え方〜Volumizing effectの概念〜(講演)
日本抗加齢美容医療学会MBF青山セミナー、東京、2012年7月1日

宮田成章
軟部組織構造を考慮したショートスレッドによる中顔面のrejuvenation
第57回日本形成外科学会、長崎、2014年4月11日

但し、注入や糸を多用する性質上、施術後の皮下出血は生じます。生じた場合は10〜14日程度紫色となるのでコンシーラーは必要になります。
局所・単独治療を実施しなくなるのではありません。1つの治療では満足が得にくい場合など、ご本人の要望などを考慮して組み合わせていきます。また結果を出すためには注入剤と糸は必須となります。コンビネーションリフトは機器だけの治療ということではありません。糸が怖い方、注入剤は無理という方は、コンビネーションリフトではなく、通常当院で非常によく行われている機器治療にて対応します。その場合の費用は各種機器ごとになります。
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