2012 Miyata(toranomonn) plastic surg & skin clinic, All Rights Reserved
コンビネーションリフト
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特定の治療法にとらわれず、結果第一・希望第一に考えた概念の治療
費用固定にて、各種注入剤・溶ける糸・機器などを複合し、総合的に若く見せる変化を求めます。
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加齢とともに顔面の形態は全体として大きく変わっていきます。頬のボリューム不足・コケや、逆に大きく垂れ下がった脂肪、目の下のくぼみや二重顎など様々な変化が生じ、それはまた個人差があります。 従来はほうれい線、目の下のくぼみなどポイントごとの治療を考えてヒアルロン酸などの注入治療をしたり、機器によって特定部位の改善ではなく全体を引き締めるような治療をしていました。現在でも日本ではこのような考え方が主流です。
例えば、目の下のくぼみにはヒアルロン酸、頬のコケにはレディエッセ、額にはボトックス、頬の弛みにはウルセラシステムなど、様々な方法を組み合わせる場合、きちんと実施すると予算的にもかなり高額になりますが、頬の弛んでいる部分だけウルセラを少ない発数だけ照射し、本来なら全体照射しないと持ち上がらない部分はヒアルロン酸を注入、またその本数には個人差がありますので、人によっては1本、2本と増減し、場合によってはそこにレディエッセも組み合わせ、さらには皮下脂肪のリフトが必要な部位にはウルトラVリフトを少ない本数だけ刺入するなど、単独で少量なら結果が出せないものでも併用することによって、最適に、コストパフォーマンス良く、かつ最良の結果を得ていくことができます。 また、治療の途中で、例えば注入剤などでは、もう1本使わないと効果不足と思われる局面においても、我々サイドも躊躇なく新しく1本追加できますので、アートとして「顔の弛みを修復していく作業」と考えても、ベストな治療を実施できます。
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(グラフィックフェイス臨床解剖図譜より引用) それらが複雑に組み合わさって顔面は弛んでいきます。骨と脂肪が変化しているのに、機器で皮膚や皮下を引き締めるだけでは不十分ですし、下垂してきているのに溝だけを埋めるようにヒアルロン酸などを注入して平坦になっても、決して若くは見えません。
つまり、様々な治療法の特長を活かし、加齢変化を理解した上で、少しでも若い頃に近づけていくのです。
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レーザーや機器のみでは、残念ながら加齢によって減少したボリューム・下垂した皮下脂肪を元に戻すことはできません。機器治療においては皮膚の引き締めや、深部の筋膜引き上げによる、いわゆるリフトアップ効果までが限界です。もちろん予防的側面やリンパ流改善によるふっくら感などは出せますが、あくまで老化で減少した脂肪などの組織が増えたりするものではありません。注入系や糸、機器を上手く複合して用いて、効果を得ることこそが重要と言えます。 |
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コンビネーションリフト治療における選択肢 半年〜1年持続型の治療 25万円 3〜4ヶ月持続型の治療 15万円 |
左の括りはあくまで基本的考えです。状況によっては様々なものを提案していきますし、新しい治療が導入されれば、さらなる提案もしていきます。もちろん単独で治療をする際にはこのような方法ではなく、従来通りの費用にて実施もします。原則として、様々な手法を併用、部分使用をすることになります。全ての治療を通常単独治療の際のように用いるのではありません。但し、注入剤ですと、合計で2本程度使用を前提とします(各種1本ずつもしくは同種類2本のことも)。 |
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頬周囲の弛みに関しては、いわゆるmid faceという顔面中央の解剖は難しく、通常の美容外科手術ではno touchです。形成外科医は顔の骨折や癌切除後再建などで同部構造を熟知していますので、さらに加齢による変化に関する知見を得ることで、最善の方法を選択できます。私個人の形成外科医としての経験と、ここ数年海外出張・研修で得た弛みの解剖学的知見をもとに、複合的な治療について模索してきました。 もちろん、自己勝手なものではなく、顔面のボリューム減少や加齢メカニズムに適合した治療法については、早期に提議してきました。以下に主な学会等の発表をお示しします。突然思いついたのではなく、ずっと温めてきた治療法なのです。 Nariaki Miyata 宮田成章 宮田成章 宮田成章 宮田成章 |
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但し、注入や糸を多用する性質上、施術後の皮下出血は生じます。生じた場合は10〜14日程度紫色となるのでコンシーラーは必要になります。 | ||||||||||
局所・単独治療を実施しなくなるのではありません。1つの治療では満足が得にくい場合など、ご本人の要望などを考慮して組み合わせていきます。また結果を出すためには注入剤と糸は必須となります。コンビネーションリフトは機器だけの治療ということではありません。糸が怖い方、注入剤は無理という方は、コンビネーションリフトではなく、通常当院で非常によく行われている機器治療にて対応します。その場合の費用は各種機器ごとになります。 | ||||||||||