クリスタルピーリング・ダイヤモンドピーリング

クリスタルピーリングは、特殊なアルミニウムの粉を顔に吹きつけて角質を削っていく治療です。ノンケミカルですので、お肌には非常に優しい治療です。欧米ではランチタイムピーリングといって昼などに気軽に受けていただく治療として定着しています。軽いアトピー肌なら問題なく治療可能です。治療直後から普段通りにお化粧できます。ダイヤモンドピーリングは金属のバーに蒸着されたダイヤモンドを皮膚に当ててカンナをかけるように皮膚の角質を削る治療です。聞くと大変なもののように感じるかもしれませんが、痛みは少なく、出血などはしません。より平らを求める場合にはこちらを用います(商標でダイヤモンドトーンというものがあり、治療内容は同じですが製造されたメーカーの違いからこのような名称としています)。

ともに老化した角質を取り除き、肌をなめらかにします。また、新陳代謝が亢進し、肌の張りが回復します。

基本的にはケミカルピーリングと同じ作用です。ただ、クリスタルピーリング・ダイヤモンドピーリングは治療直後より肌のなめらかさを実感できます。

治療前の状態です。角質のきめが乱れ、表面的にざらつき感があったりすれば、光の反射が乱れ、くすみが生じます。
また、毛穴に皮脂が詰まると毛穴が広がって見えますし、ニキビ跡も同様に段差が目立ちます。

ピーリング後の状態です。角質の乱れは改善し、きめが整うことでくすみが取れますし、ちりめんじわも改善します。
また、毛穴の汚れも取れ、表面はくぼんだ感じが減少します。なだらかな印象を与えます。
もちろんこれらは1回の治療では難しいので、回数が必要です。これにより出血など起こさないで、普段通りの生活をしつつ、治療が可能となります。

ケミカルピーリングの方が良い適応は、ニキビと毛穴の詰まり、くすみです。毛穴の強い目詰まりは皮膚の陥没も伴うので、クリスタル・ダイヤモンドピーリングの方が良いでしょう。肌を艶やかに化粧のりを均一にするという点ではケミカルピーリングの方が上です。また、コラーゲンの再生を促すこともケミカルの方が優れていますので、肌のふっくら感を出すにはケミカルが有効です。

クリスタルピーリング・ダイヤモンドピーリングの良い適応はニキビ跡、毛穴の開き、はっきりしたくすみです。特にニキビ跡にはクールタッチなどのレーザーよりも効果が高いと思います。毛穴については毛穴の出口の角が取れてなめらかになること、目詰まりが取れることから時間とともに目立ちにくくなります。はっきりしたくすみは余分な角質が乱れて皮膚表面に付着しているのが原因ですので、削り取ることできれいになります。これによりわずかな凹凸のあるちりめんじわも改善できます。
もちろん凹凸が完全に消えるなどということはありません。現実には手触り感やツヤ・化粧のりなどが主に実感できるものです。凹凸が消えないと満足できないような人、はっきりした結果を出したい人には向いていないでしょう。

ダイヤモンドピーリングはニキビ跡など物理的な凹凸により高い効果があります。
当院では通常肌の状態などで両者を選択したり組み合わせます。基本的効果は同じで、肌診断の後選択していくものとお考え下さい。

その他、傷跡をなめらかにすることも可能です(消すことはできません!)。もちろん肌の状態を診察することにより治療法の適応は判断します。

いずれの場合も6〜10回ほどは治療する必要があります。特にニキビ跡や傷跡など、明らかに正常皮膚との段差がある場合は10回以上の治療を要します。

ご希望によりビタミンCとの併用も可能です。

小じわをふっくらさせたい、全体にあるぼやけたシミを綺麗にしたいという場合は、単に皮膚を削るピーリング系の治療よりも、アクシダームなどの導入系治療の方が向いています。

日常生活での注意点は日焼けを避けること、保湿を十分に行うことです。

よく、皮膚が薄くなりすぎるのではということを聞かれますが、節度を持って適切な間隔で行えば、正常な皮膚の復元力がありますので、異常な状態にはなりません。ある一定回数までピーリングした後は、施術の間隔を数ヶ月毎などに伸ばしていき、正常の皮膚の厚みをきちんと保てるよう配慮します。

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