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小陰唇形成

陰部の悩みは他人には言えません。恥ずかしいものです。大きさの問題もあるでしょうが、自転車に乗ると痛みを感じたりと、現実に生活面で不便を感じて治療をお受けになる人もいます。当院でもこのようなお悩みを持った方が少なからず相談に来られますが、大変な決心をもって来ていらしているのだろうと感じます。それだけにきちんと治せるよう個々に合った方法をご呈示しています。

小陰唇の左右差がある、大きくてはみ出しているというような場合、手術自体は切り取るだけといった方法もありますが、欠点は

粘膜と皮膚の移る部分が人工的に見えてしまう:
切って縫い合わせるつなぎ目への配慮がないと、ピンクの部分と黒ずんだ部分の境界がくっきりするし、細かいしわが消えてしまう。

小陰唇がほとんどなくなってしまう:
左右差があると、大きい側はもともと付け根の部分まで厚いので、単純に先端部を切り取ると、薄い先端部が無くなってずんぐりむっくりした形になってしまう。

などが挙げられます。結構単純なようで難しいのです。「簡単・簡単」と安易に言うことはできません。こだわりを持って手術をしております。細かい話をすると、陰唇には結構太い血管が通っており、この処理の違いで術後の萎縮や形の変化なども異なってきます。長期経過を見ることで気づいた点もいくつかあるのです。

これらの欠点を解消するために、つなぎ目をぼかしたり、付け根の部分の厚みを手術で調整したり、血管を左右均等に処理したりといった余分な作業も加えるようにしています。これが非常に重要だと思いますが、単純切除法で簡単に済ませる傾向にあるようです。確かに粘膜部は軟らかいですし、こういった作業は根気がいるものです。でも患者さんの一生の問題でしょうからプロとしてきちんと対処できるようにしています。

上手に処理すれば傷跡は目立ちませんし、手術を異性から気づかれることは無いとは思います。

もちろん手術後は腫れますし、性行為も1ヶ月ほどは控えていただきます。また生理中は手術できません。

他の注意点としては、お産の後のように陰部が痛いこともあるので(約1週間ほど)、いすに座る時のために円座(出産後に妊婦さんが座るクッションで、真ん中に穴が開いているタイプ)を用意していただく必要があります。また手術後、尿がつかないように少し小陰唇を開き気味に固定しますから下着にあたると痛いことがあります。生理用のナプキンを当てていただくようにしています。

陰部ゆえ、プライバシーの問題や御本人の心理的な面でも、なかなか受診に踏み出せないかもしれません。しかし、勇気を持って受診していただければ、必ずや御本人の満足を頂けるよう努力を致します。当院でもホームページのおかげか、年々この手術を受ける人が増加してきました。皆さん勇気を振り絞って治療して良かったと言って頂いているので、私自身、この手術に関してはお勧めをしています。そして繊細な問題を含んだ場所でもありますので、誠意を持って対応させていただいております。

費用は20万(税別)です。消毒など全ての費用を含みます。

以上ご理解いただけましたでしょうか。

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