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目の下のたるみ・くぼみ治療

目の下のたるみやくぼみは30代になると徐々に気になってきます。

これは眼球周囲の脂肪組織(眼窩内脂肪)がゆるんできて、下まぶたを押し出し、たるんでくること、また、頬上方にあった皮下脂肪(厳密には頬部脂肪体:バッカルファット)が下に落ちてくることの両方の作用によります。

改善するための根本的治療は、

1. 眼窩内脂肪を減少させること

2. 下まぶたの皮膚を切り取り、持ち上げること

3. 頬部脂肪体の減少した部分を充填すること

の3つを満足させることです。

しかしながら全てを実施することはある程度大がかりな治療=手術になりますので、2〜3週間ほどお時間の余裕がある時期に手術を受ける必要がありますが、結果は満足していただけると思います。


簡便な方法としては窪んだ部分に何かを注入することが挙げられます。当院でもっとも多く実施しているのはヒアルロン酸を注入する方法です。これはある程度の硬さがあるために垂れてきた眼窩内脂肪を支えることもできます。しかし、この硬さゆえに違和感が残るのも事実です。また効果に限界があることや持続期間は半年から1年ほどということが欠点です。 しかし、最近では何度も注入していると、少しだけですが、残っているのか自己組織と置換しているのか、膨らみが残ることも認められてきました。

また血小板注入(セルリバイブ)療法といって、ご自身の血液から血小板を取りだし、活性化させて局所へ注入、コラーゲンの増加を促す方法もあります。異物でないために、自然で安心な点はありますが、ヒアルロン酸のように膨らませたいだけきちんと微調整できるということはできません。また1週間程度腫れが生じるので、施術の際にはこの点を考慮いただく必要があります。しかし、生理的な構造を維持したまま、自然な膨らみを得るという点では非常に優れています。特に当院で実施しているセルリバイブは、血小板のみならず白血球や細胞増殖因子などを組み合わせる方法であり、従来のものよりは格段に効果が強い方法で、自然に美しいラインが作れるものです。


長期的に持続させ(但し、その後に起こる加齢現象を止めることはできません)、柔らかさを出すものとしてはご自身の脂肪を注入する方法があります。これは局所麻酔下に、腰や腹の脂肪を注射器で5〜10ccほど吸引して取り出し、これをごく少量ずつ窪んだ部分に注入します。ほとんど切ったりしませんので、傷跡は目立ちません。ただし、注入した脂肪全ては生着しませんので、かなり多めに注入し、1ヶ月ほどで落ち着くとお考え下さい。この間は少しふっくらした印象になります。また、1回では不十分なことが多くありますので、2〜3回ほど注入術を行うこともあります。脂肪の硬さ自体は正常より少し硬くなりますが、一旦生着すれば永久的なものです(老化が止まる訳ではありません)。ヒアルロン酸のように翌日から仕事に行けるというわけには行きませんが、2週間ほど余裕を持っていただければ治療可能です。しかし、絶対に良いということもなく、手術としては効果が弱い印象もあります。


これらいずれの方法も全くトラブルが起こりえないというものではありません。全てにおいて内出血は確率論的に起こりえます。また、1度ではスムーズな表面が作れないこともあります。そのためにヒアルロン酸では2〜3回で満足いくように少量ずつ注入する方法を取りますし、脂肪注入も無理をしないように実施します。入れすぎると減らすことは大変です。


顔が老けたと感じるのは目元が一番顕著です。これを改善することは若返りの方法としては最適です。しかしながら、たるみが中心となればこれらの方法では対処できませんので、いわゆるフェイスリフトということになります。

さて、そんな注入などというものはいやで、もっと表面的に何かできないかという方にはレチノイン酸のクリームによる小じわ治療、及びクリスタルピーリングによる肌つや改善をお勧めします。たるみやくぼみは取れませんが、肌の張りを改善することで若々しい印象を与えるものです。また、最近の機械の進歩により、皮膚深くまで作用させるレーザーや高周波(電気)治療もあります。もちろん、手術や注入に比較すると効果は弱いのですが、メスも使わないし、異物も注入しないという点、当日から通常通りの生活ができるという点では、大変受け入れやすい治療と言えるでしょう。
目の下の軽いくぼみであれば、ジェントルヤグという特殊なヤグレーザーを照射することで、直後からの腫れ、それに持続する炎症によりコラーゲンの増加が促されます。但し効果は膨らむというより張りが出るというレベルです。もっと根本的な治療ではテノールという高周波治療もあります。これは皮膚よりも深い部分(脂肪や筋肉)を高温として血流やリンパの流れを改善、コラーゲンの増加を促す方法で、また電気そのものの力で引き締める効果もあります。目の下に絞った治療ではなく、外見上の変化は乏しいのですが、全体としての印象を良くする効果はあります。痛みも殆ど感じません。老化予防には現在では最適な方法と思っています。

もちろん、それ以外にも、当院ではスタータックスによるスーパーフォトセラピーや、ジェントルレーズによるレーザーフェイシャルなど沢山の方法がありますが、これらは目の下のたるみなどにはどうしても効果が弱いと感じます。


以上のことを理解していただければ、ご自身に合った治療法が見つかるのではないでしょうか。


当院では、ご希望により各種の方法をお話しし、ご自身が納得のいく治療を選択します。起こりうるトラブルについては隠さずお話をします。どんな方法でも絶対にトラブルなく治療するということは断言できません(もちろんきちんと治療できるだけの実績や技術はありますが、真実としてどんな方法でも問題は起こりえますので、嘘は言いません)。日常生活の制限なく、副作用なく治すという希望が強ければ強いほど、安全ではあっても効果のマイルドな方法を選択する形となります。

美容医療は御本人の希望が第一です。本人が希望もしていない治療法を無理に勧めることはしません。ただし、この方が良いでしょうという医学的根拠に基づいたアドバイスはしますし、無理な注文はできない旨お話はします。

当院の特徴は、肌のケアから手術まで、美肌のことは全て専門的に実施できるということです。これには自信を持っています。手術はできるが肌のケアは片手間というのは本来の姿ではありません。総合的にお肌を管理できないと本当の意味での美肌医療は実践できないと思っています。

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