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ニキビ治療の全て

当院のニキビ治療には様々なものがあります。独自に研究を続けた末に開発した塗り薬・最先端のレーザー治療などを主に選択しております。

しかし!、通常のニキビであれば、まず一般皮膚科を受診いただき、保険診療を受けた上で治らない場合に当院を受診いただくことをお勧めします。最初から保険外の治療をすることが正しいとは限りません。焦ることなく、きちんとしたステップを踏んで治療をするべきと考えます。

ここで問題なのは、一般皮膚科ではニキビというと抗生剤とビタミン剤を処方するのみで、保険でできる治療法には限りがあるということです。しかし、保険と保険外の診療を混合できない今の医療の法制度であれば仕方のないことです。ですから、上記のようにまず一般皮膚科に受診いただき、保険の治療をきちんとした上で、治らない患者様に受診いただければと思います。

ただ、保険外の治療をしたからといって、魔法のようにすべてのニキビが一回の治療で完璧に良くなる方法はありません。もちろん良くなることもありますが、ニキビ治療法における一定の条件を満たしている場合のみです。
雑誌などに治療後の写真が載っていて、それが劇的に効果があるからといって、自分も同じようになると思うことは非常に危険があります。効果に個人差があるのは、その人の肌状態やニキビの原因が異なるからであり、治療法を決めつけるのではなく、診察を受けていただき、原因も含めた対策を取ることが肝心です。

当院でいくら治療をしても、生活習慣やスキンケアが不十分であると治りません。

残念ながらニキビは生活習慣や内面の要因など複合的に影響しますし、肌質による問題もあります。ご本人の健康状態、ストレスの鏡である肌は、ニキビという症状によって、ご自身に警告をしている意味もあるのです。ニキビだけ治すのではなくて、ご自身のライフスタイルや仕事なども考えながら治療を受けて下さい。


ニキビには肌のあぶらが多いからできるものや、乾燥によるもの、ストレスによるもの、便秘や生活の乱れによるもの、化粧品や間違った治療によるもの、薬によるもの、洗顔によるもの、女性ホルモンのバランスの崩れによるものなど様々です。これらをきちんと分類し、それに応じた治療をすることが重要です。

また治療法もニキビの状態によって各種選択する必要があります。赤い化膿したもの、白ニキビ・コメド、黒い栓ができているもの、ニキビ跡、これらによっても治療法が異なるのです。

この点を十分理解して治療しないと、良くなるわけがありません(理解していても良くならないこともあります)。

また、ニキビは肌質によって左右されることが大きいので、一度治療したら二度とニキビができないという夢のようなことはありません。治療後のスキンケア、ニキビができにくい肌環境をつくることが最終的には大事です。当院では、治療後も、スキンケアの指導を含めた長いお付き合いをさせていただくことをポリシーとしています。一度治ったら後は知らないということはいたしません。

しかし、一つニキビが出たといっては大騒ぎするのも良くありません。どんなに完全に良くなっても季節の変わり目や生理前などに数個のニキビが出ることはあります。


では、当院の治療はどのようなものがあるかご紹介します。肌質により治療法が全く同じというわけではありませんが、参考にして下さい。

なお、混合診療の禁止事項があり、当院では保険治療と自費治療の混合治療は実施しておりません。ご了承下さい。保険のお薬(ビタミン剤を含む)は原則として一般皮膚科で処方してもらってください。

赤いニキビ いかに炎症を抑えるかが重要です。漢方薬(保険内)、抗生物質の飲み薬(保険内)や、塗り薬(当院調合の特殊薬)、レーザー治療、圧出、ケミカルピーリングなどから選択します。特にレーザー治療は、切れ味が良く、取り急ぎニキビの炎症を鎮めることができます(もちろん100%ではありません)。ある種のレーザー光線を当てることで、炎症が数日で収まります。レーザーといっても別にかさぶたができるわけではなく、お化粧もその日にできます。通常の低出力レーザーなど血行を良くするだけのものではありません。それに加えて、赤い色に強く反応するレーザーNライト・Vビームやスターラックスも有効です。

また、下記にも示していますが、白ニキビ・ニキビ跡を含めた難治性のニキビであれば、スムースビームを照射することで改善できることも多いものです(日本美容外科学会報に論文を書いております)。これはかなり痛みを伴いますが、何をしても治らなかったニキビに対しても有効であり、また数年経ってもニキビがでにくい状態を保っている例もあります。

白いニキビ

コメド

皮脂腺が詰まっている状態です。この詰まりを取らないと炎症を起こしたり、いつまでも肌がぶつぶつした状態のままです。レチノイン酸・アダパレン軟膏やケミカルピーリング・クリスタルピーリング・TCAピーリングによってこの詰まりを取り去ります。さらにこれができにくくするよう、飲み薬をお出しすることもあります。ビタミン剤を飲んで頂いたりもします。この状態に適した漢方薬もあります。もちろん乾燥して角質が異常に増殖することで詰まりを起こしていることもありますので、この場合は角質をなめらかにする治療を行います。あまりに効果が出なさそうな場合は特殊な器具を用いて穴を開け、一気に中身を押し出します。

また、スムースビームというレーザーで皮脂腺を破壊することも行っています。特に背中や胸のニキビには、ほとんどの場合効果が出ます。顔の場合は皮脂腺が縮小される事により当然起こる乾燥が問題となることがあり、この対策も必要です。アメリカレーザー学会での報告では、治療後18ヶ月にて70%ほどの人で効果持続が認められております。

黒ニキビ 目詰まりが固く、酸化を起こしている状態です。ビタミンCの塗り薬などや白ニキビと同様の治療を行います。また、クリスタル・ダイヤモンドピーリングといって、表面を削るように中身を吸い出していく方法もあります。

ニキビ跡

肌の角質を整え、皮膚の新陳代謝をよくする塗り薬やダイヤモンドピーリングが生活に支障なく楽です。
しかし、効果をはっきりと出すためにはコラーゲンの産生を促すレーザーであるスターラックス1540・pixel・eCO2などを用います。これらはフラクショナルレーザーと言われており、近年はニキビ跡治療に大きな効果を得られるようになってきました。
あまりに深いくぼみには、ヒアルロン酸・コラーゲンというしわなどの治療薬を注入し、膨らませます。1つだけ強く窪んでいるような場合には、手術も適応です。切り取って縫い合わせます(但し1ミリ程度の小さなものではなく、ある程度大きく深いものに対してです)。炭酸ガスレーザーという機器で凹凸を削り取るレーザーアブレーション治療もありますが、顔に擦り傷を作るので、それなりに覚悟が必要です。

なお、ニキビ跡治療の詳細はニキビ跡のページをご確認ください。

その他 肌の乾燥や脂の具合を測定したり、特殊カメラで拡大して観察することにより、スキンケアの指導も行います。

最終的には医療ではなく、ご自身の生活習慣や化粧品などによるスキンケアで、にきびのできにくい状態を保つことが重要です。もちろん何もしないでニキビが出ないのが最高でしょうが、成人を迎えると肌質を根本から変えることは非常に難しいのです。何もしなくてもニキビが良くなったのは、ニキビができる明らかな原因があった場合や、思春期のように肌の脂分が過剰、ホルモンのバランスの変化など一時期の変化によるものが殆どです。実際、年齢が中高年になるとニキビができにくいものです。

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