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人は誰でも「忘れられない音楽」というのを一つや二つ持っている。例えば夏の日に昔の彼と聞いた曲とか…。みなさんにもそんな曲がありませんか? 我がクリニックには有線が入っている。普段は事務のN嬢と二人で気に入ったジャンルの曲を勝手にかけたりしているのだが(ビルボードのヒットポップスが多い)、手術のときは患者さんにリラックスしていただく為に、患者さんの好みのジャンルをかけるようにしている。好みは様々で、ゆったりしたのから、ポップなものまでいろいろだが、やはりイージーリスニングが多いようだ。 さて先日も、そんな訳でいつものように、手術の前に患者さんにリクエストを聞くと、少し考えて帰ってきた答えは「バロック音楽」だった。当然ながら、その日の手術はなんとなく荘厳な雰囲気であった。 ※ 「目張りの命」の回は、あまりにも勢いをつけて書きすぎてしまい、字が多くて非常に読みにくかったと反省しています。もうちょっと読みやすい文章になるよう心がけることにしました。 目張りの命 01.02.05 私の友人Kは私のアイメークを「目張り」と呼ぶ。彼女はそれほどメークをする方ではないので、私のアイメークを余程キツイものと感じているらしい。昨年、一緒に温泉に行った時など私がメークをするのを物珍しげにずっと見ていて「そこまでしなくても…」と言っていた。また、別の友人Iは10年来の付き合いになるのだが、先日わたしのすっぴんを見た折に「私はこの10年間あんたに騙されていたー」と叫んでいた。 さて、前述の友人Kが物珍しそうに見ていた私のアイメークの方法と最近お気に入りのアイテムをご紹介しておこう。 注1 「三善」はあまり普通のお店では売っていないが、最近、新宿サブナード内にショップができたらしい。ちなみに私は新宿オカダヤで購入している。一本千円くらいだったと思う。 注2 スチール製のコームといえばイプサのものが有名だが、ドラッグストアで売っているやすーいモノでも十分いい仕事をしてくれる。たぶん400〜500円くらい。 けなされる女 01.02.01 今回の私は、だいぶ怒ってます。 これを読んで、非常に憤慨している男性や、「いや、そんなことないよ。ほんとに僕は愛情から言っているんだ。」と反論される方もいらっしゃるでしょう。し・かーし、身体イメージに関わるコンプレックス(特に女性の)は本当に暗く、深い。女性はそんなこと人にいちいち言われなくたって自分が一番良く知っているんだから。私なんて、小学生のときに言われた暴言とそれを言い放った男の子の顔を今も忘れず覚えている。それが例えば「ちょっとからかってやろう」ぐらいの気持ちだったとしても、それぐらい根深いものだと思うのだ。 今、かなりにきびのひどい患者さんが治療に来ている。その方が会社の同僚(しかもオトコ)に「にきびが汚い」と言われている。と悲しそうなお顔でお話されていた。それを聞いていて、そんなバカなオトコの言動で気持ちを沈まされてしまっているその患者さんがかわいそうで、非常に切なくなりました。と、同時に「そんなバカなオトコは死ねぇー。この世から消えうせろー」とまたも心の中で口汚く罵ってしまったのでした。今回本当に口が悪くてすいません。でも、ココロの叫びです。 気合の入る日 01.01.26 みなさんは、どんな時に一番メークに気合が入りますか?会社の面接?デート?それとも合コン? 私はなんといっても、「久しぶりの女友達に会う日」です。もちろん、デートなんかの時も十分気合は入るのですが、女友達の比ではありません。なまじメークなんか勉強しちゃったおかげで、みんなにすごくチェックされてしまうのです。男の人なんていうのは、ちょっとかわいく作っておけば何とでもなる。でも、女の目ってほんと厳しいと思いませんか?それも仲が良ければ良いほど「こじわ」とか「しみ」とかずけずけと言われたりするもんです。「会っていなかった数年の間に、イヤー、あんたも年取ったわねえ」なんて言われたら、もう、立ち直れないですよねえ。 先日、実に6年ぶりという以前の病院の同僚・先輩に会ったのですが、その時は本当に気合が入ってました。2週間前から、資生堂のロスタロットを塗り始め1週間前からはそれに保湿ジェルパックを加えるという念の入れよう…。もちろん当日は1時間半もメークに掛かりました。微に入り、細に入りこだわって、マスカラなんかたぶん10回ぐらいは塗ったでしよう。おかげで、とりあえず「老けたね」なんて言葉を聞くこともなく、無事帰ってくることができました。 女性はいつまでたっても「きれいでいたい」という気持ちを持ちつづけます。そういえば、当クリニックにしみやそばかすの治療でいらっしゃる患者さんのお話を聞くと、来院のきっかけが「同窓会」ということがとても多いようです。やっぱり何十年ぶりかに会うわけですから、誰だってきれいで若々しく行きたいですもんね。きれいになるきっかけは女性がらみが多いようです。 最近手術がとても多い。大体週の半分ぐらいは何らかの手術が入っている。 さて、現在手術をお考えの方もそうでない方も、「手術」と聞くとやはり「怖い」と思われるのではないだろうか。しかし実際に当クリニックで行われている手術は、ほとんどが局所麻酔で行われるので、患者さんは手術中にも会話ができる。もちろん痛いのは最初の麻酔だけである。いつも不思議と和やかなムードで手術が行われているのは、やはり先生の人徳であろう。 そろそろ、プラセンタの話を書いてから、一月近く経ったでしょうか?前回、最後に「何かいいことがあったらまたお知らせします」と申し上げましたので、その後のことをお話したいと思います。 さて、あの話を書いてから、別に私のせいではないでしょうが、注射の患者さんが随分増えてきています。やはり、皆さん関心を持っていらっしゃるのでしょう。私の体調も相変わらずいいようです。肌の調子も心なしかいい様だし、肩こりもそれほど辛くない。それから、生理痛。これは私だけではなく患者さんの中にもすごく良くなっている方もいて、二人で「まるで魔法みたいだよねー♪」と話していました。 先日、義兄夫婦とお酒を飲みにいくと、兄嫁がこんな話をしてくれた。 そして我が家の話。私の夫は、私のことを本当によくほめる。例えば、『今日のメークいいねえ』とか。別にのろけている訳ではない。元々の素質もあったのだろうが、私がそういう風に仕込んだのだ。 人間は「その気になりやすい」動物だ。と私は思う。だからいつもほめられていると、「あっ、私ってけっこういけてるのかな?」といい方に勘違いする。そうすると、自分に少なからず自信が持て、いいオーラが出るようになる。もう、そうなればこっちのもんで、後はおのずといい方向に向かっていくし、自然とそれが身についてくる。「ほめられる」ってすごくいいエネルギーになると思うのだ。 ただし、人間には2種類いて、ほめられて伸びるタイプとたたかれて伸びるタイプがいます。その辺の見極めにはくれぐれもご注意を。 最近の美容液信仰はどうなんだ? 最近の美容液ってすごいなと思う。塗ってすぐから、肌がすべすべした質感になったりするし、どんどん新しい成分が発見、開発されていて、なんだかどのブランドの物も効きそうな気がする。 時々、クリニックには「きちんとしたスキンケアをしているのに肌が荒れている。」という悩みを持った方が来院される。で、実際にどんなスキンケアをしていたか聞いてみると、別ブランドの美容液を2つか3つくらい重ねて使っているという答えが結構多いのだ。例えばパワAの上にビタボリックを塗って、モデルリフトをつけるとか。それを聞くと、「うーん、それじゃあ荒れるはずだ…」と思ってしまう。 美容液は万能薬ではないのだ。やたらと美容液を使うぐらいなら、化粧水・乳液できちんと保湿をしたほうがよっぽどいいと思う。でも、だからといって私は「美容液を使うな」と言っているわけではない。美容液はきちんと使えば絶大なる効果を発揮する。ただ、使い方を考えて欲しいと思う。私も含めて最近の女性は化粧品に振り回されている観がある。4月から化粧品が「全成分表示」になることだし、ぜひ、スキンケアにうまく「美容液」を取り入れたいものだ。 「美しい50代」という生き方 「美しい50代が増えると日本は変わると思う」 年齢には年齢に見合った「美しさ」がある。と私は思っている。20代には20代の。50代には50代の。いつまでも「若さ」に執着することは全然かっこいい事ではないと思うのだが、「いつまでも若くありたい」と努力するのは、とても素敵なことだと思う。その時の自分に見合った最上の美しさに向けて努力するというのは、その人の生き方が現れているような気がする。 このクリニックにもきれいになりたいと願う、様々な年齢の女性がたくさん訪れるのだが、努力している人は少しの助け(治療)を借りていけば、どんどんきれいになっていく。はっきり言って、元もとの顔の造作がどうとか言う問題じゃない。自分を認めて、その上でがんばっている人には「いいオーラ」が出ていて、そういうモノがその人をきれいにしていっていると思う。それに、得てしてそういう人は自分の良さを知っているので、メークも上手な人が多い。 そして私も、50代になっても60代になってもそんな「いいオーラ」の出せる人になりたい。…21世紀の目標です。 私は、ひと月に3本の化粧水を使い切る。もちろん顔だけで、の話である。こういうと、大抵の人は大変驚かれる。何故、ひと月にそんなに大量の化粧水を使うかというと、できる限り朝晩シートパックをしているからだ。シートパックというのは、ご存知の方も多いと思うがその名の通り薄い、柔らかい紙でできていて、化粧水を浸して使うタイプのもので、これを続けていると化粧水が浸透しやすいのか、肌の弾力が随分良くなり、メークの「のり」もいいようだ。 この方法は以前、メークを勉強していた時の先生に教えていただいたのだが、あまりに調子がいいので、以来続けている。私の友人や乾燥のひどい当院の患者さんにも教えてあげると、大抵の人は2週間ぐらいでかさつきが取れ、「見違えるほど良くなった。」と大変感謝される。 それから、この「シートパック」をするにあたって私が使っている化粧水の価格は大体、1000円〜2000円くらい。街のドラッグストアで売っているような安価なものを使うことにしている。とにかく大量に使うので、高い化粧水を使い続けるのは、さすがに難しい。 と、いうわけで、今回で20世紀中の連載は終了。次回からは21世紀です。これからも、小ネタを探してはいろいろ書いていきますので、みなさん、どうぞよろしくー♪ 内緒の通院 00.12.25 我がクリニックには、何人か家族に内緒で治療をしに来られている患者さんがいる。先日もレーザー治療をした患者さんがいた。しかしレーザーは治療後、黒い「かさぶた」ができ、その上から茶色の紙テープを貼るので、なかなか家族にばれないようにするのは難しい。 そして、その患者さんと先生と私で「どんな言い訳が一番うまくいくか」を治療しながら話し合った。そこで先生が提案したのは「しみを取る化粧品を使っているので、かさぶたができた。その化粧品はとても強力なのだ」というもの。しかもこの話は別の患者さんが考え出したものらしい。すごいっ。その患者さんも気に入ってくれた様で「それ、使ってみます」と、おっしゃっていた。 病院にはいろいろな患者さんがやってくる。前述のように家族の理解を得られない場合も結構あるようだ。大体、美容外科・皮ふ科というのが世間様ではすごく印象が悪かったりするし、レーザーというと「殺人光線」かなんかと勘違いしている人も結構いるのではないんだろうか?私としては早く誤解の解ける日がきて欲しいものである。 脱皮する。 私はこのクリニックに勤めていて、いつも思うことがある。それは「ほとんどの患者さんのファンデーションが厚い(=化粧感がとても強い)」ということだ。特に年齢でいうならば、30歳以降の患者さん。 当クリニックはスキンケアの相談も行っているので、こういった後者のようなトラブルを抱える患者さんは少なくない。しみやそばかすは、主にレーザーやクリーム、ピーリングなどの治療を行っているのだが、大抵の患者さんは3ヶ月くらいで随分ときれいになる。(レーザーを当てた場合は1週間くらいできれいにとれる) 厚化粧は、やはり美しくない。 当クリニックでも既に注射をされている方もいる、今、何かと話題の「プラセンタ」。でも、「胎盤由来成分」とか言って、いったい何に効くのか何となくアヤシイ。肌にいいとか、女性特有の症状に効果があるとか、白目がより白くなるなんていう説まであります。皆さんの中でも注目している方もいらっしゃることでしょう。 そこで先生に聞いたところ、肌にいいことは分かっているそうですが、その他のはっきりとした結果や、どれくらい効くのかという事は、まだ分かっていないんだそうです。 そして、何でもやりたがるわたくしも、実はもう1ヶ月ほどプラセンタ注射を 具体的なお話をしましょう。まず、1回目の注射をして4〜5日くらいで、気が付くと肩こりをあまり感じなくなっていました。そしてあんなにひどかった生理痛(普段は座薬を使って仕事しているくらいひどい)が、鎮痛剤を使わなくても大丈夫になっている。でも、どちらの症状も全くきれいさっぱりなくなった訳ではないのですけど。(世の中そんなに都合のいい薬はありませんので) それからやはり注射ですから、結構痛いと思います。私は「うわー。なんて痛い注射なんだー。」と思いましたが、患者さんはほとんどの方が、「別にそんなに痛くないわよ。」とおっしゃっていました。もしかしたら、私がすごい「痛がり」なだけなのかも。 これはあくまでも私の体験談です。どなたにでも、あてはまるものではありませんが、興味のある方は来院の際に私にお尋ねくださいませ。 当クリニックには「レーザー脱毛」で受診されている方が多くいらっしゃいます。もちろん私もワキ、腕、足、Vラインの4箇所を現在やっていますが、すでにワキ脱毛はほぼ終了しました。 先日、初めての来院でワキ脱毛を始めた患者さんがいますが、治療後、私が5回くらいでほとんど生えなくなったという話をしたところ、「ぜひ実際に見せて欲しい」と言われました。 うーん。いや、女同士だからいいんですけどね。ちょっと恥ずかしかったデス。 私の肌は四重苦をかかえている。 世の中には、そんなにがんばらなくても、すべすべのきれいな肌を持ってる人もいるっていうのに…。しかもそんな人に限って、「私、特別なケアなんて何にもしてないのよね。」なんて言うから、むっとしたりする。 そう!肌質はそうそう簡単には変えられないのだ。 だから私は今日もスキンケアを続けるのである。 そして、日々努力を続けていたら、きっと報われる日がやってくるに違いない。それはもう五十代か六十代を迎えた頃かもしれない…。きちんとした手入れをしてきた人とそうでない人との差は歴然としているからだ。その時私は何もしてこなかった人々に言うのだ。「私は努力してきましたから。」と。 |