「鼻プチ整形」体験記 01.05.22

以前、「夢を見たいの」で、決意表明していた「鼻のプチ整形」。あれを読んで、みなさんはどんな風に思いましたか?知り合いには、随分「やめろ、やめろ」と言われました。
ふっふっふ。しかーし、ワタクシ、とうとうやってしまいました。今回は私の「鼻プチ」体験を披露していきたいと思います。

もうすでに、「夢を見たいの」の中で、大体の治療内容は説明しましたが、「鼻のプチ整形」は、別に手術をする訳ではなく、注射を行う治療です。そんな訳で、手軽さが受けて、最近流行ってきている治療の一つです。
それから、これももう、何回も言っているので、みなさんご承知だと思いますが、私は、ものすごい「痛がり」です。その私が、覚悟を決めて、思い切ってやってみました。それだけでも、仕上がりの良さが想像できますよね。

注射する場所は、目と目の間、鼻の一番低くなっている所から、鼻の先の方に向かってです。想像してみて下さい。すごく痛そうな場所だと思いませんか?
そして、実際はどうかというと…痛いんです。やっぱり痛いんです。目と目の間は、そうでもないのですが、鼻の先の方に向かうにつれ、段々痛くなる!!(こんな風に書いてしまうと、「やろう!」と思っていた人の、やる気をなくしてしまうかしら?)
いつも患者さんは、注射中何も言わないので、「痛いことは痛いんだろうけど、そうでもないのかな?」と思っていたのに、私が甘かった…。みんな痛いのを我慢していたんだ…。私は注射中、「痛い、痛い」とあまりにうるさくて、事務のN嬢に(彼女は注射を見学していた)「うるさいですよ」と注意されてしまいました。

さて、そんなに苦労してやった「鼻プチ」の結果はどうだったか?と言うと…これは、文句無しに、いい感じです。本当に、他人からは分からない程度に、鼻筋がすっきりしたようです。注射をした直後は、全体的にすこし腫れぼったさが残りますが、それは2〜3日で引いてしまいます。そうすると、本当に自然で、いつもよりメークが「バシッ」と決まってる感じ。そして、友達もちょっと寂しくなるくらい、誰も気づかない!!(驚いたことに、夫だけは何故か気がついた)やって、本当に良かったと思っているし、かなり気に入ってます。

ただ、数日で腫れが引いた後は、だいぶ低くなったように感じるので(本当はそんなことはなく、実際の高さよりも高くなっているのですが)、そこで、もう少し追加したくなります。患者さんも、大抵の方は一回では満足せず、二回打っているようです。もちろん、私も例に漏れず、追加しました。

以上が、私の受けた「鼻プチ整形」の体験記です。周りでは賛否両論なのですが、私自身はとても満足しているし、ごく身近な人々(夫とクリニックのスタッフ)からは「なかなかいいんじゃない?」と言われているので、「よし」としたいと思います。
興味のある方は、ぜひ来院の際には声をかけてくださいね。実際の成果をお見せしますので。(元々の低さが、分からないので、比較はできませんが)

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睫毛の魅力 01.05.14

みなさん、コンニチワー♪黄金週間のせいで、すっかり日記がご無沙汰になってしまいました。まあ、みなさんも、きっとどこかに遊びに出ていらっしゃって、私の日記なんか、読んでおられないだろう。という予測の元、タカをくくって、私はダラダラとした黄金週間を過ごしました。みなさんは、どんなお休みを過ごされましたか?

さて、この頃は、あまり大きな出来事もなかったので、「目張りの命」でも偏愛っぷりを発揮した「まつ毛」のお話をさらに奥深くまで進めていってみましょう…。

最近、よく思うことがあるのだが、みんな何故、まつ毛をあんなに「カッキーン」と垂直に立ち上げてるんだろう?安西寛子とか、芸能人にそういう人が多いからだろうか?そして、あのまつ毛の形態は、あれでいいんだろうか?
と、言うのは、私が思う「睫毛の魅力」というのが、だいぶ違うところにあるからなのだ。
確かに、外国人だと、バッサバサの、上向きの、ポジティブな感じの、まるでバービーみたいな「お目目パッチリー、まつ毛ぜんかーい。」というまつ毛の作り方が、とても素敵だ。しかし、日本人には、それが似合わない場合が、けっこうあるのじゃないか。と思うのだ。

そもそも、日本人は「控えめ」が魅力的とされている。(偏見で言っているのではない事を、ご理解いただきたい)これが、まつ毛の場合は、すっごく「いい」効果を発揮すると、思うのだ。
私の思う日本人的「美しい睫毛」というのは、「カーブ」と「影」の美しさから成り立っている。
そのカーブは、あくまでも控えめな弧を描き、滑らかだ。(決して「カッキーン」と垂直に立ち上がってはいけない)そして、少し伏せ目にした時に、憂いを含む「影」ができる。なんと言っても、これが「いい」んである。
その二つの美しさは、横顔でこそ、最大限に発揮される。忘れがちなことなのだが、顔は、正面からだけ見ている訳ではないので、「目を伏せる」などのちょっとした動きに見られる「はっとする」美しさの方が、威力がある。

作り込まれていながら、それが「ちょっと見では分からない自然さ」を持っているというのが、何事も一番美しいと思う。(つまり「控えめ」ということなのだが)

そんなまつ毛を作る、三つのポイントもご紹介しておこう。
1つは、ビューラーのかけ方。ビューラーは1回でかけようとすると、垂直に折れ曲がってしまう。これをすると、根本から「カッキーン」と上がってしまい、非常にかっこ悪い。これにならない為には、2〜3回にわけて、根本・真ん中・毛先とビューラーをかけると良い。そうすると、緩やかな弧を描くまつ毛が出来上がる。
そしてもう一つは、「だま」である。これは、ホントーにかっこ悪い。やはりまつ毛は、「先細り」になっているのが美しい。この為には、ひたすら「だま」は排除しなければならない。もしかしたら、マスカラというのは、「付ける」ことより、「余分を取る」事の方がずっと重要なのではないかと思う。
最後は、「色」の問題。これはもちろん、黒がいいのだが、もう一つ挙げるなら、「濃紺」がすごくいい。黒にはない、不思議な美しい「影」を作る。

立ち上がりすぎたまつ毛を「ヘン」と思うのは、もしかしたら少し古いのかもしれないが、こればっかりは、譲る気はない。私は、私の行く道を突き進むのみなのである。

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女は見た目!? 01.04.23

大分前の話になるのだが、テレビで「太っている人の主張」みたいなものをやっていた。すごーく、もう「太ってる」という表現で言い表せない様な、ものすごい巨漢の女性が、「デブだって素敵な恋がしたい!!」「私の中身を見て!私を見た目で判断しないで!」みたいな事を、涙をこぼしつつ訴えていた。

私は、今も、その時の女性の訴えが、ずっと心に引っ掛かっている。その女性の訴えを聞きながら、「こいつ、間違ってる」と、ずーっと思っていたからだ。(あっ、今、かなり反感買っちゃいましたね?ちなみに、そんな私は、自他ともに認める「ぽっちゃり型」です)
もちろん、私が「間違ってる」と思ったのは、「デブだって素敵な恋がしたい」の部分ではなくて、「私を見た目で判断しないで」の部分である。太っているのが悪い(ふっくら、ぽっちゃりも含めて)とは、少しも思わない。好みの問題もあるが、むしろ「魅力的」という人も沢山いる。男の人は、結構ぽっちゃり型が好きだという話も聞くし。
努力もしないで、自分を磨くこともしないで(そのテレビに出ていた人は、朝からコーラ1.5リットルを飲むような食生活だった。とても努力している様には見えなかった)、「見た目で判断しないで」と言うのが、聞いていて、非常に恥ずかしかったのだ。「ちょっとは努力してから言えよー!」である。

私なんかが言うまでもないことだが、一人一人の人間の魅力というのは、いろいろな要素で出来上がっている。中身だけでも、外見だけでもしょうがないと思う。そのどちらでもあり、どちらでもない「雰囲気」みたいな魅力というのもあるだろう。

でも、でも。例えば合コンとか、何かの面接(これは中身も重視されるが)とか、「初見」が勝負という場合はどうだろう?
初見で、自分の中身をよくよく見て、好もしく思ってくれる人なんて、絶対いない。友達になる時だって、個人個人の好みの差は、多少あるにしても、一番最初は外見を見ているはずだ。もちろん中身が伴わなければ、いくら外見が良くても、しょうがないのだが。
それに、「見た目を良くしよう」と努力しているような人は、中身も伴っているもんだ。「中身重視」なんていうのは、努力できないヤツの免罪符でしかない。というのが、私の持論なのだが、皆さんは、どうお考えになるだろうか?

最後に、表題は、「女は〜」としたが、これには別に他意はない。何となく語呂がいいかな。と思ったので。女性蔑視発言ではないことを、追記しておく。もちろん、「男も見た目」である。

*院長追加:ちょっと今回は過激だったので一言。遺伝子レベルで太る要素がある人もいます。食欲を抑えられない人も病気という意味ではいます。この場合は「だからしょうがない」わけではなくて神経科などの医師の指導もお受けになるべきです。何も意識しないでコーラをがぶ飲みして、というのはやはり努力・認識不足です。アメリカでも太ったら管理職にはなれません。自己努力も治療を含めて必要です。

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イレズミの話 01.04.17

先日、ニューヨーク帰りの友人Sが我が家に遊びにきた。彼女は向こうで、ダンスの修行をしていたのだが、手首にタトゥーを入れてきた、と言うので見せてもらった。大変かわいいフラワータトゥーで、それを見ていたら、私もどこかにタトゥーを入れてみたくなった。
しかし、彼女の場合は「もう、ありきたりの仕事には就けないぞ。」という決意でタトゥーを入れたそうで、私の様に「ちょっとかわいいから、入れてみたい」と言うのとは、その行為の重さが全然違っている。そんな彼女を、私は、とてもかっこいいと思った。

ちなみに、うちのクリニックでは、「イレズミ除去」の治療もしている。レーザーを照射して、取っていくのだが、色的に、黒は取れても、黄色などは、なかなか取るのが難しいそうだ。これから、イレズミを入れようと思っている方は、ぜひ考慮していただきたいと思う。後で取りたいと思っても、取れない!という事もあるので。

ところで、私は、数年前に由比ガ浜の海岸で、「ボディペイント」のアルバイトをした事がある。アクリル絵の具で、体(主に、肩や胸元、背中など)に花や蝶など、様々なモチーフをカラフルに描きあげていくのだ。水でこすると、落ちるので、普通の人々も、結構楽しんでやっていった。
その中で、特に人気のあったモチーフは、横須賀の米軍基地が近いという土地柄か、梵字(密教などで使われるミミズの、のたくったような字)であった。いかにも、といった軍人さん風の外人の客も多くて、梵字や、インドネシアの神様なんかを書いてあげると、喜ばれた。海外では漢字タトゥーなんかが、流行っているそうだし、やはり、外人はオリエンタルなものが好きなんだなあ。と思った記憶がある。

それから、これは日本での話なのだが、ある日、友人がバーで、外国人と友達になった。話をしているうちに、その外国人の彼が「何でもいいから、漢字を書いてみて」と言ったそうだ。そこで、その友人が書いた漢字はなんと「鉛筆」。何をどう思ってそんな字を書いたのかは、わからない。本人も、「鉛筆」と書いたことに、「他意はない」と言っていた。どうせなら、「龍」とか、「麗」とか、難しくて見栄えのいい字を書いてあげれば良かったのに…。彼は、大変うれしそうに、その漢字の書かれた紙ナプキンを、持って帰ったそうだ。

後日、同じバーで、その外国人の彼に再び会うと、彼の肩にはくっきりと「鉛筆」の二文字が彫ってあったそうだ…。イレズミで…。もちろん「鉛筆」の二文字が「ペンシル」と言う意味であることを、彼は知らない。願わくば、彼がその意味を知る機会が訪れないことを、祈る。

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夢を見たいの♪ 01.04.06

私は、このクリニックで行われている、手術以外の主だった治療を、なるべく経験してみている。ピーリングや、医療クリーム、レーザー脱毛、プラセンタ注射など、今までの日記の中でも、その体験談をいろいろと書いてきた。これらは、「ずっとやりたくてしょうがなかった」と、いう訳ではないが、機会があってやってみたが、とても良かったと思っている。

今、「どーしてもやってみたい!!」と、ずっと前から思いつつ、踏み切れないでいる治療がある。それは、「プチ整形」と言われている「鼻のヒアルロン酸注入」だ。この「鼻のヒアルロン酸注入」の話を、夫や家族、友人たちにもしてみたのだが、ほぼ全員にひどく反対された。反対の理由は、やはりイメージ的に「顔をいじる = 美容整形 = 何もそこまでしなくても」という図式があるからの様だ。しかし、大抵の人は「ヒアルロン酸注入」の何たるかを、知ってはいない。

私は、もちろん「ヒアルロン酸注入」の現場を何度も見ている。その上で「それでもやってみたい」と思っているのだ。イメージだけで話をしているわけではない。

注射なので、見ていて、やっぱり「痛そー」とは思うのだが(相変わらず、痛がりなんです)、注入後は「ちょっとメークを変えてすっきりした感じ」「よく分からないけど、なんとなくきれいになった」程度にしか変わらないので、仕上がりが自然で、どの患者さんもいい感じに、私には思える。大抵の患者さんは、注入後、物足りない感じを受けるようだが、客観的に見ている限り、それ位の方が不自然ではない。
「隆鼻術」と言って、鼻に「プロテーゼ(シリコン)」を入れる、本格的な手術も、もちろんあるのだが、こっちは、あきらかに変わったのが分かるし、腫れるし、すごーく痛そうだし(これは、きっと誰でも痛いと思う)そんな根性は私には到底ない。

それに、ヒアルロン酸自体は、もともと体の中にある物質で、注入しても半年ほどで、吸収されて元に戻ってしまうのだそうだ。「それじゃあ、やる意味が無い」と思われる方も多いだろうが、私は「永久的に鼻を高くしたい」と思っているわけではないので、「逆にそりゃ、好都合」と思っている。少しの間だけでも、ちょっと鼻が高くなる、夢を見たいのだ。

なんて書きつつも、今もやっぱり少し迷っている。でも、皆さんにこの話を知っていただいたのは、そんな自分に弾みをつけようと思ったからでもある。きっとそのうち、また、この話の後日談を書くだろう。是非ご期待ください。

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土曜日、一人ぼっちの午後。 01.03.30

わー――。全然日記の更新ができないよう。最近、なんだかほんとに忙しい毎日。ぼんやりしている時間が、あんまり無いような気がするなあ…。ここのトコロ、日記も小難しい話や、説明が多かったし、ピーリングの話もだいぶ長かったので、今回は、少しのんびりした話でも書いてみることにしよう。

私は、何にもすることがない、家で一人っきりの、土曜日の午後が、とても好きだ。そして、そんな時は、夕方から、友達と「お酒でも飲もう」と約束をしていると、もっといい。

まずは、午前中いっぱい、掃除やら洗濯やら、いろいろして、気持ちをさっぱりさせる。そうしたら、ゆっくりとご飯を食べて、おいしいお茶でも飲む。少し落ち着いたら、午後一番で、ゆっくりとお風呂につかるのだ。お風呂には、たっぷりとラベンダーの入浴剤でも入れて、これで、だいぶのんびりした心持になってくる。

そうしたら、なんとなくメークをしてみる。夕方から出掛けることは、頭のほんの片隅に置いとく位にして、メークをする事に、できるだけ意味を持たせない方が、良い。いつもの朝にする様な、いつものメークではなく、普段はあんまりしない様なメークをするのだ。これが私の、本当に楽しくて、大好きな土曜日の過ごし方だ。
普段、あんまりしない様なメークをするのは、とても楽しい。今だったら、春らしく、淡いグリーン系なんかの明るくポップなパステルメークもいいし、睫毛もバサバサ、アイラインもグリグリと書いたりして、ダークな感じにするのもいいな。(本当は、私はこういうメークの方が好きだ)もちろん、雑誌に載っていたかっこいいメークを真似て、練習してみるのも楽しい。
今まで使わずに眠っていたアイシャドーを引っ張り出して、チャレンジするのも、再発見があったりするし、買ったばかりのアイシャドーを、手持ちの色と合わせてみたりするのも、結構面白い。とにかく、ルールは無しで、気の向くまま、何度となく、つけたり、取ったりしてみる。気に入らなかったら、また、最初からやり直しだ。

さらに楽しくなるには、ちょっとだけお酒を飲みながらやるといい。私は、よくメークをしながら、ラムコークなんかを一杯ぐらい飲る。メークをしながらお酒を飲むのは、よりいっそう楽しさを倍増させてくれるし、多幸感も伴って、いつもよりメークが、いい仕上がりになったり、「わー、私ってけっこうかわいいなあ」と思ったりするのだ。(自分を誉めるのは、とても大事なことだ!!)もちろん、飲みすぎると、段々メークがすごくなってしまったりするので(調子に乗って、やりすぎたりする)飲みすぎないよう我慢する。

それから、この「一人メークごっこ」に欠かせないのは、なんと言っても音楽。かけている音楽によって、だいぶメークの雰囲気が変わったりするからだ。(例えば、椎名林檎ならちょっとハードなメークになったりする。私は感化されやすいらしい…)その日の気分で、こっことか、UAとか、タランティーノのサウンドトラックとか、いろいろかける。今、挙げたものを全部かけても、まだ、メークが終わってない日もある。

土曜日の午後の一人遊びは、この上なく楽しい。みなさんも、ぜひ試してみてください。きっと、メークの幅が、広がりますよ。


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ピーリングこわい。(後編) 01.03.23

さて、もう少し具体的な話をしていこう。
1回ごとの治療の流れとしては、・メークを落とす ・二種類のピーリング剤を塗る(ダブルケミカルピーリングと言うらしい。詳しくは本編をご覧あれ) ・ピーリング剤を中和する ・洗顔 ・トリートメント(美容液)を塗る ・ビタミンCの導入 ・パックをする ・終了 メークをして帰る と、こんな感じだ。

経験したことのある方は、ご存知だと思うのだが、・のピーリング剤を塗っている間(時間にして5〜10分くらい)は、「酸」を塗っているので、慣れるまでは結構痛がゆい。(化粧水がしみる時の数段強いもの。といった感じだろうか)思わず、顔を「バリバリ」と掻きたくなってしまうぐらいなのだが、「あー、今、角質が溶けていっているのねー。」と思いつつ、じっとこらえる。  
治療後には、一時的に「にきび」がひどくなったり、うっすらと顔が赤くなったり、2〜3ミリぐらいの小さな紙のような「かさぶた」が、できたりすることも、たまにある。私の場合は、ピーリングをしている期間は、肌が少し乾燥気味になっていた。
「ピーリング」をしたことで、肌の調子が悪くなったと、思われる方も多いようだが、角質を溶かしていっているので、当然起こり得ることである。もちろんすべての人が、上に挙げたような症状が出るわけではない。
それ以外の処置は、割と「治療」というよりは、「エステ」に近い感じで、気持ちがよい。人に肌の手入れをしてもらうって、ちょっといい気分だ。

それから、特筆すべきことは、なんと言っても、・のパックが、すごーく気持ちいいのだ。もう、このパック無しには、「語れない」と言ったほどの、シロモノだ。パックの形状は緑色のジェル状で、ちょうど「スライム」」というおもちゃによく似ている。(うーん、若い人には、分からないんだろうな…)これが、お茶っぽい様な、海草っぽい様な匂いで、冷たくて、非常に気持ちいい。女性は、多少パックには慣れているので、「気持ちいいですねー♪」というぐらいのものだが、男性はこれをやると、結構驚くので、見ていて面白い。(男性の皆様スイマセン)そして、これをしている間は、私もそうなのだが、大体の人が眠ってしまう。それぐらい、気持ちいいのだ。

そうそう、もう一ついい忘れていたことがある。「ピーリング」と言うと、「顔」にするものだと、思われるだろうが、それ以外の場所を、ピーリングすることも、珍しいことではない。ここでは、一番多い顔のピーリングの話をしたが、うちのクリニックでは、背中のにきびや、二の腕、お尻や踵(かかと)の「角質化」の治療なんかにも、使うことがある。体の方を「ピーリング」で治療している患者さんも、うちには結構いるのだ。

以上が、私の目から見た「ピーリング」というモノだ。いろいろと、とりとめも無く書いてきたが、「ピーリング」は魔法ではなく、「エステ」でもない。れっきとした一つの「治療」だ。
「ピーリング」と言うだけで、必要以上に怖がることはないし、「ピーリング」をすれば、何でも治る訳でもない。私自身も、肌の状態はピーリング前後で、だいぶ変わったが、ピーリング後に全くにきびができない訳ではない。でも、肌の調子はいい状態をキープできているようだ。この辺をよく理解して、是非、治療の参考にして欲しいと思っている。

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ピーリングこわい。(中編) 01.03.19

さて、だいぶ間があいてしまったが、それでは、実際の治療について、お話していこう。
治療している患者さんの多くは、大体が「にきび」か「しみ・くすみ」であることが多い。患者さんは、ほとんどが女性だが、「にきび」の治療としてはだいぶ効果が高いので、男性が治療を受ける場合も少なくない。男性の場合は、「恥ずかしいので、周りの人にはないしょにしている。」ようだが、それは、まあ、まだまだ世間的に認識されていないので、しょうがない事であろう。
以前にも述べたが、私も「にきび」ができやすい肌質なので、「やはり、やってみるべきであろう」と感じて、やってみた。

うちのクリニックでは、6回1クールという形で、治療を行っている。2種類のピーリング剤を使い、濃度の弱いピーリング剤から始めて、肌が慣れたところで、濃度の強い薬剤に移行させていくという方法だ。当然、肌の状態がよくなったことを実感するには、時間がかかる。
この方法のほかにも、強いピーリング剤を、最初から使う方法や、1種類のピーリング剤のみを塗る方法など、いろいろあるそうだ。しかし、効果を実感するのも早いのだろうが、その分、肌にかかる負担も大きくなるし、日常生活にも支障をきたすことが多いようだ。

「ピーリング」は、1回やれば肌がきれいになると思っている方もいるようだが、1回ぐらいやったところでは、全く効果がない。「すべすべの赤ちゃん肌に生まれ変わる」みたいな宣伝文句を謳っているところもあるが、そんなことは、まず1回ではほとんどないと言っていいだろう。「ピーリング」は魔法でもなんでもないのだ。
私も、1回目の時は、なーんにも変わりがなかったし、大体の患者さんが「1回目は治療中も何ともなかったし、うちに帰ってからも、何も変わりがなかったのでちょっとつまらなかった。」と、言う。まあ、その程度のマイルドな治療を行っていくわけだ。  →後編へ続く

※ 前回「後編へ続く」と書いていたのに、うーん、話が終わらなかった。
気張りすぎですな。

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ピーリングこわい。(前編) 01.03.07

最近、何故か、うちのクリニックでは「ケミカルピーリング」が流行っている。「ケミカルピーリング」についての電話の問い合わせは常に多いし、実際に治療として、行っている患者さんの数も減ることがない。

しかし、問い合わせで、質問される内容は、実際のピーリングの内容からは、だいぶ違っていることが多い気がする。例えば、「ピーリングをすると、1週間外に出られないというのは、本当ですか?」とか、「ピーリングをすれば、にきびはできない肌になるんですか?」とか、「エステでピーリングをしたけど全然変わらなかった」とか…。
実際の診察の中でも、先生が「ピーリングをしても…」と、言っただけで、「いやー、いいです。いいです。」と、何も話さないうちから、すごい勢いでいやがる患者さんも少なくない。
そんな風に、見たり聞いたりしていると、ほんとーに世の中には正しい「ピーリング」が伝わっていないんだなあ。と感じる。でもそれは、日本に「ピーリング」が入ってきた時に、あまりにもトラブルが多かったことが、大きな原因になっているのかもしれない。私も、むかーし、そんな記事を何かの本で読んだ記憶があるような気がする。「悪いうわさ」ほど広まるのが、早い。「ピーリング」も悪い方のうわさばかりが、先行してしまったのであろう。

実のところ、私も、このクリニックに勤めるまでは、「ピーリング」の何たるかを全く知らなかった。正しい知識を全くと言っていいほど、持っていなかったのである。「酸を塗って、皮を剥ぐもんで、顔中に擦り傷のようなかさぶたができて、ツライ思いして、肌をきれいにするものだ」ぐらいの知識である。あっ、問い合わせの人々と全然変わらないじゃないか。って、いうより、患者さんのほうが詳しいぐらいだ。

もちろん、今は治療する立場なので、きちんとした知識を持っているし、何でも「やりたがり」な私は、すでに「ピーリング」は、経験済みだ。
そこで、今回は、「ピーリング」というモノを、治療する立場と、される立場の両方から、お話してみたいと思う。
これで、「ピーリング」に対する偏見(良くも悪くも)が、少しでもなくなってくれるといいなあ。と思っている。   →後編へつづく。

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皆様に感謝 01.02.27

いやー、気が付くと、この日記もだいぶ話の数が多くなった。
私には、常日頃から思っていた事がたくさんあって、こうして、誰かに私の考えていることを知ってもらいたいと、ずっと思っていた。
この病院に勤めて、この様に日記を連載することにはなったのだが、読みづらいし、つたない文章力だし、当初、「こんなもん、いったい誰が読んでくれるんだろう?」と我ながら思っていたものだ。

ところが、結構「読んでくれている人がいる」ということが、最近わかってきた。
「続・プラセンタ」の中で、「患者さんに、どんな症状が出るのか、聞くのが楽しみ」と書くと、良くなった事を、いろいろ教えてくださる人が増えたし、「目張りの命」で書いた化粧品を、早速、試しに行ってみたという患者さんもいた。「リンク貼りたい」なんて、素敵なことを言ってくださる方もいて、うきうきしている。また、男性でもこの日記を、読んでくださっている方もいらっしゃるようだ。
そして、何よりうれしいのが、患者さんの「読んでますよ」の一言である。ついでに言うなら、「なかなか面白いですよねえ。」なんて言われた日には、もうだいぶ、有頂天になって、先生や事務嬢に「面白いって言われちゃったよ。えへへ。」「いやー、やっぱり書いてて良かった。これからも、面白いネタ探してがんばるぞー」なんて得意げに言っている始末だ。

一つだけ残念なのは、この日記を読んだ皆さんが、「どんな感想を持ったか」をダイレクトに知る機会が、なかなか無いということだ。感想を聞いたところで、それがどのくらいこの日記に反映されるかは、私自身にも分からないのだが、たまにはそんなことも取り入れられればなあ。と思うのだ。

そこで、試しにわたくし宛のメールでも受け付けてみようかなあ、と思っている。ご意見・ご感想、苦情などあれば是非、メールを送ってみてください。
って、書いてて、ノーリアクションだったらどうしよう……ちょっと心配。

さあ、この「看護婦日記」という名の駄文も、次回でいよいよ20回目。みなさん、これからもどうぞ、ごひいきに。

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アブラ違い(後編) 01.02.20

さて、前回の続きである。今回は「アブラは本当に悪者か?」を考えていこう。
最近は、だいぶ知られるようになった話だが、「アブラ」には2種類あるということを、まず知っていただきたい。
一つは「皮脂」。これが世間一般的に「アブラ」と言われている「テカリ」の原因になるものである。この「皮脂」の分泌が多い人は化粧が崩れやすく、テカリやすい。しかし、一方で「皮脂」は肌から水分が蒸散するのを防ぎ、外的刺激から肌を守る役目をしているので、程ほどにはないと困るものなのだ。アトピーの人は、これの分泌が少ない。
そしてもう一つは「細胞間脂質―セラミド」と呼ばれるもの。これはよく化粧水などに「保湿成分」として入っているが、分類でいうと肌にあるもう一つの「アブラ」なのだ。これは水分をつかまえて離さないという性質があり、角質層に存在する。ちなみに、これは「アブラ」の一種だが、ベタベタしている物ではないらしい。

ここで問題になるのが、洗顔と乳液である。
結構多いのが、にきびができやすい、オイリースキンの人は特に「洗顔をし過ぎている」ということだ。洗顔では、汚れと一緒に古くなった角質や皮脂が落ちる。皮膚上の酸化した皮脂はきちんと落とさなければならないのだが、ごしごしこすったり、これでもかと「アブラ」を落とそうと、洗いすぎたりすると皮脂が必要以上に取れすぎてしまう。そして、その上に角質のセラミドまでとれてしまうのだ。前述したように、「セラミド」には水分を保持する力がある。この様になってしまうと「アブラっぽいのに乾燥する」というサイアクな状態になる。これがほんとに困るんである。

そしてもう一つ、困るのが「にきび肌の人は乳液を嫌う」ということだ。
私の最近できた友人も「にきび肌だから乳液は良くないと思って」乳液を使っていないというので、その辺を切々と説いて聞かせた。やはり、「にきびにアブラは良くない」みたいなことは、今も脈々と信じられているらしい。しかし、にきび肌の人も乳液は絶対使ったほうが良い。上に書いた様に、肌は、洗えば洗うほど、乾燥しやすい状態になるのだ。

さらに、恐ろしい事実をもう一つ。人間の肌は「アブラ(皮脂)が足りない」と感じると、どんどん「アブラ」を出そうとする。ということだ。
人間の体は、足りないものを補って自分の体を守るようにできているので、私たちからすれば憎むべき「アブラ」であっても、足りなければ、それを補おうとする。当然、必要以上に「アブラ」を取ってしまえば、肌も必要以上に「アブラ」を出そうと、がんばってしまう。また、乳液も然り。で、肌に「アブラ」が足りていなければ、出そうとするのだ。

以上が、少し大げさな言い方かもしれないが、「アブラの真実」である。肌のコンディションが整わないのは、「アブラ」の所為ではなく、自分のケアの方法が間違っているという場合もある。
洗顔時に、こすりすぎない。肌に合った乳液を毎日きちんとつける。この2点を守るだけでも、肌のコンディションはだいぶ良くなる。是非皆さん、実行してみて欲しい。

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アブラ違い(前編) 01.02.19

私の肌はほんとーにテカリやすい。気が付くと、もう、出勤途中の電車の中で、鼻の辺りが「ピカー」と光っていたりして、絶望的な気分にさえなることがある。日に5度も6度もアブラを抑えることも、もちろん度々ある。いろいろな化粧品を駆使しても「テカリ」が抑えられる時間は儚く、非常に短い。そして、この悩みを抱えている人はほんとに多いと思う。

「テカリ」は敵だ。最近は「テカリ」に対する男性用化粧品もずいぶん増え、「テカリ」や「アブラ」を嫌う風潮が根付いている。もちろん私もずっと「テカリ」や「アブラ」を憎んできた。多くの広告で「アブラを落とせ!」「テカリは恥ずかしいぞ」みたいなことを言っていて、みんな「そうだ、そうだ。そのとおりだー!」と声を揃えてアブラを落としにかかる。そして、言うまでもなく、私もそれを信じ込んできた人間の一人だ。
多くの女性が「アブラ」を目の敵にして今日も洗う。明日も洗う。ひたすら洗うのだ。私もだいぶ長い間、そうして、ひたすら「アブラ」を少しでも落とすべく、日々洗顔を続けてきた。特に、小鼻の辺りなんかは、アブラを追い出そうとゴシゴシとやっていたような気がする。
確かにやたらと顔がテカっているのは、かっこ悪い。それは、本当に今も私にとっては重大な悩みの一つなのだ。

しかし、ちょっと考えて欲しい。「テカリ」はまた、別問題としても、「アブラ」は果たして本当に憎むべき、忌まわしき存在なのか?その答えは「否」なのである。
「アブラは本当に悪者なのか?」次回はその辺について、もう少し詳しく考えてみよう。

※先週、風邪でダウンしていて、なかなか更新できなかった。申し分けありません。
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