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しみ ・ しわの基礎知識-しわ

「しわ」 とは

はじめに

しわは老化現象の一つです。皮ふは若いうちは張りがあってきれいなのですが、加齢とともに乾燥し、しわができ、たるんできます。ではどうして、しわはできるのでしょうか。

皮ふは2層構造になっています。上の層は角質を含み、表皮という細胞の集まりで、下の層は真皮といって今話題のコラーゲンなどが豊富にある部分です。ここには膠原線維と弾力線維という二つの線維が密集していて、膠原線維は伸び縮みのない、外形を保つための張力を維持する部分で、弾力線維は皮ふの伸び縮みを受け持つゴムのようなものです。いわゆるピチピチした肌というのは膠原線維が緊張し、弾力線維が伸びている状態、つまり成長期が終わった直後の20歳前後なのです。しかし年を取るとともにこの二つの線維が傷み、弾力線維は不規則になったりして変形し、皮ふの伸び縮みを吸収しきれなくなると、伸びて縮んだ後はたるんでしわとなります。またこのたるんだ部分は張力が十分でないために、重力の関係で下にさがり、頬や顎の部分が気になってくるのです。一方小じわは皮膚表面の関与が大きく、浅いものです。

しわ紫外線

紫外線に当たるとしわは増加します。それは、紫外線が弾力線維を破壊するからです。本来紫外線は人体に有害で、細胞のDNAを破壊するのです。紫外線で弾力線維が破壊されると、線維芽細胞という細胞が一生懸命弾力線維を再生します。しかしながら後で出来上がったものは十分な機能を発揮できない不良品で、どんどん皮ふのゴムがたるんでくるのです。

では、どのように治療するのでしょうか。

まず小じわに対しては、角質をなめらかにして、しわの凹凸を少しわかりにくくできます。クリームやレーザー、ピーリングがこれに相当します。また、Nライトレーザーではコラーゲンを増加させることでしわを改善します。しかしながら完全に線維の崩壊したものにはくぼんだ部分にコラーゲンなどを注入し、代償しなければ治療できません。また、たるんでしまったら、皮ふが重力に耐えきれなくなっているので、皮膚の下の線維も含め、たるんだ部分を切り取り面積を縮小する必要があります。

またNライトレーザーは減少するコラーゲンを増やす作用から、予防効果は非常に高い方法です。まだしわ取りなど本格的な治療は希望しないが、数年後にしわが増えるのは避けたいという人には向いています。自己のコラーゲンを増やす以外には予防手段はありませんから、手術はあくまで一度若い状態にするというだけであり、老化は同じスピードで進むのです。その点でも予防医学というレベルでの治療も行った方が良いでしょう。むしろこちらをメインに考える方が長い目で見ると現実的な選択かもしれません。

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