スムースライナー

スムースライナー

~ スムースライナーとは? ~

特殊な針をシワの部位に刺入し、先端から高周波を流すことによってダイレクトに皮膚の裏側や脂肪組織を焼灼、熱作用によって強い引き締め効果を生み出します。1週間程度の腫れが生じますが、表面からアプローチする機器と異なり、局所にはっきりした変化をもたらします。同時にヒアルロン酸の注入も可能です。
ほうれい線や目の下のたるみ・シワ、額のシワなどに有効です。
治療費は1回70000円(税別)、通常数ヶ月毎に1~3回。
ヒアルロン酸を同日に注入する場合には120,000円(税別)となります。

スムースライナーは韓国で開発された高周波カニューレ機器です。

このスムースライナーは皮膚の裏側に直接針(カニューラ)を刺入し、高周波を流すことによって強い熱を発生、皮膚コラーゲンを破壊・再構築させます。ダイレクトに作用するというのが最大のメリットですが、もう一つsubcisionという手技を用いて、シワ・陥没の強いくぼみの原因である皮膚下深部との癒着を切離します。特に額のシワでは折れ曲がる癖が強く、ヒアルロン酸などを注入しても限界がありましたが、このスムースライナーを用いる事で深部を一旦綺麗に剥がし、熱作用でシワを改善することが可能です。そのため、大きな面積で凹んだニキビ跡に対しても有効となります。またほうれい線や目元の小じわなども、熱作用によって改善するのみではなく、軽いたるみまで引き締めていきます。

このように強力な作用を持つために、施術後は1週間程度の腫れ(及び目の下では内出血)が生じます。但し、表面を切開したりする手術とは異なりますので、表面上は針穴を空けるのみで、最終的に傷跡を生じません。

さてその原理を解説します。

スムースライナーの原理

カニューレ
皮膚に刺入する高周波カニューレはハート型になっています。先端部のみに高周波が流れます。また通常の注射針と同じようにヒアルロン酸注入も可能です。
従来「剥離子」といって単に先が平坦になっただけの器具はありましたが、高周波を流すこと・注入剤を注射することの両方が可能になった画期的な器具です。
カニューラ
まず皮膚に注射針で小さな孔を開け、そこから高周波カニューラ針を差し込みます。高周波の熱でシワの裏面を剥がしながら癒着などを切っていきます(subcision効果)。  
スムースライナー原理
これがsubcisionの模式図です。癒着してくぼみの原因となっている線維を高周波でしっかりと焼きながら剥がします。
カニューラ2
その上で、しわの真下からハート型になった高周波カニューラを皮膚に圧着させ、熱を与えます。いわゆる皮膚表面からエネルギーを与える機器と異なり、裏面から確実・完全に熱を伝えますので、その作用は強力です。皮膚深部(真皮)のコラーゲンが熱でダメージを受け、体の持つ傷の治癒機序によって新たにしっかりとしたコラーゲンが再構築されていきます。
スムースライナー注入も
シワの下面との再度の癒着を防ぐために同時にヒアルロン酸などを注入することも実施します(別途費用)。特に額や首のしわには有効です。

スムースライナーの症例

実際の症例をお示しします。当院で実施した初期のモニター症例です。
最近はヒアルロン酸注入も時々併用しますが、この症例群は全て単独治療かつ1回のみの施術結果です。

スムースライナー結果
額シワの症例です。左が治療前、右が治療後。このような線状のシワは改善が難しいのですが、スムースライナーの熱作用によりシワがかなり改善します。効果持続のためには再度折れ曲がる癖を防止する必要があり、ごく柔らかいヒアルロン酸の注入なども併用します(この症例は併用しておりません)。
スムースライナー結果
ほうれい線のシワに施術しました。左が治療前、右が治療後です。ほうれい線に入っていた線状のしわが消失しています。但し、ヒアルロン酸注入をおこなっておりませんので、ほうれい線のくぼみが持ち上がるということはありません。
スムースライナー目の下
目の下のたるみに対して施術しました。左が治療前、右が治療後です。特に内側の皮膚余剰部が引き締まっているのが分かると思います。この症例ではヒアルロン酸注入などは一切しておりません。
もちろん、さらに下方にくぼみがある人ではヒアルロン酸の注入併用によってより改善を図ります。皮膚のたるみと下がった脂肪を高周波カニューレで焼灼して引き締めた後に、同日に下方の窪みに対してヒアルロン酸を注入することで、手術をしない・切開しないで皮膚を引き締めつつ脂肪を減少、くぼみも解消するということが可能となります(通常1回目は焼灼のみで、2回目に焼灼+ヒアルロン酸注入を実施します。

皮下と癒着して凹んでいるようなニキビ跡に対しても有効です。癒着をsubcision(剥離)した後に、ヒアルロン酸を注入すると、従来の単純な注入では持ち上がらなかった硬いくぼみまで膨らませることが可能です。但し通常の皮膚表面が凹んでいるニキビ跡には無効です。あくまで癒着を外すものです。

もちろん、リスクが何もない訳ではありません。皮膚を焼く作用が強いので、一時的に皮膚表面まで赤みや熱傷が生じる事も時々あります。少し皮膚表面が剥がれたりしますので、その場合は10日程度擦り傷状になります。それだけ作用が強いということでもあります。

効果は大きくかつ手術をしないために傷跡を作らないこの手法は、現状では最も強い非手術的なたるみ治療と言えます。


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