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水光注射

肌の煌めき・潤い・ツヤを目指す治療法:ダーマシャインによる水光注射。
当院にて日本人に適合した手法を開発したヒアルロン酸・薬剤の注入手法です。

 

機器による水光注射は、微量のヒアルロン酸と様々な薬剤を混合して皮膚の浅い層に注入する手法です。肌の透明感を増し、質感を高め、潤い・ツヤのある肌を作り出す治療法です。

従来の注射器による手法では直後から数日間の肌の凹凸感が最大の問題であり、また1本の針を使う自動注入器では痛みが強く、また大量の漏れ出し(無駄)が生じるのが欠点でした。注入できる量も僅か1cc程度でかなり高額の費用設定となっており、我が国では殆ど普及しませんでした。2012年頃より韓国で開発されたダーマシャインという吸引機能付きの注入器によってそのような問題点が解決され、大きな流行となりました。

韓国で開発されたダーマシャイン 吸引機能付きの注入器 ダーマシャインによる水光注射 >ダーマシャインによる水光注射の仕組み ダーマシャインは韓国製の機器ですが、現在最も販売台数の多い水光注射機器です。先端部は5本の極細の針が装着され、吸引されながら注入をおこなうために痛みが少なく、また針が垂直に刺入されることによって薬剤のロスが最小となり、確実に入れたい深さに薬剤が注入されます。このことは従来型の水光注射の欠点を解消する格的な仕組みであるために、韓国での機器普及が一気に進んだとされています。用手的に注入する古典的方法は費用と効果の両面からも、もはや廃れてしまったようです。

当院では2012年秋に韓国を視察し、この機器を日本へ導入するためにメーカー・業者と共同で様々なテストを繰り返しました。韓国式では施術後の出血痕が目立つため、(韓国の人にとっては全く問題ないとされている)施術後の赤い点状痕や膨ヘを少なくし、日本人のようなデリケートな施術後結果を求める、いわゆるダウンタイムの軽い手法を確立させることを目標としました。約半年かけてこの手法を開発し、日本式のダーマシャイン水光注射として本邦での機器導入に至らしめたのです。薬剤の混合割合や刺入する針の深さ、施術テクニックの全てを改良し、日本人にとって満足いく安全な手法を確立することは難しく、時間がかかりましたが、この手法ができたことで2013年より我が国でのダーマシャイン導入が始まり、急激な広がりを見せています。注入手法自体は当院の手法を広く公開し、ダーマシャインによる水光注射のプロトコールとして多くのクリニックに提供しています。但し、投与する薬剤はクリニック毎の配合があり、薬剤の種類によって効果も大きく異なります。

この「日本式」ダーマシャイン水光注射は、今までのヒアルロン酸注射のように局所のボリュームアップ・シワの充填目的ではありません。非架橋という硬さのないヒアルロン酸製剤を皮膚内に広範囲に投与し、ヒアルロン酸の生体内反応によって自己コラーゲンを増加させ、肌の張りや透明感を増していく手法です。それを基本として、さらには各種薬剤を混合し、個々の症状・希望に応じた改善を図っていくのです。現在は各種ミネラルやビタミンなど以前から「メソセラピー」という手法で注入されてきた製剤に加え、ステムセル(幹細胞)抽出物による細胞の活性化やPRP(多血小板血漿)による細胞の再生・皮膚質改善、ボツリヌストキシン(ボトックスビスタなど)によるリフト効果を得る手法へと発展しています。
混合する薬剤によって効果や治療頻度、費用は異なりますし、注入手技も変更していきます。

日本人向けに当院が発案しアレンジしたダーマシャイン水光注射 、その治療の実際ですが、

治療間隔は3〜4週毎、通常は3回程度を目安とします。その後は2〜3ヶ月毎にメンテナンス治療をおこないます。PRPやボトックスの場合は、1〜2回目はヒアルロン酸&通常薬剤による水光注射をおこない、3回目にPRP・ボトックスを配合・注射します。以後のメンテナンスは同じです。

気になるダウンタイムですが、針痕が残りやすい人でなければ、翌日くらいにはメイクを軽くすれば他人に気づかれることはないでしょう。しかし、針の点状の跡が残りやすい人は、数日間ノーメイクだと僅かな点が見えてしまいます。腫れは殆どなく、注射部の盛り上がりや歪みは生じません。これらダウンタイムの飛躍的改善が従来の水光注射との最大の違いです。また治療自体の痛みは軽度ですが、塗布麻酔をおこなって実施をしています。これにて痛みが苦手の人でもまず問題なく実施可能です(実際に時間のない方は麻酔無しでの実施もしています)。

但し、最近ではより高い効果を求めて、韓国式に近い深部注入法も取り入れております。やはりしっかりと薬剤を打ち込む方が効果の強さ・持続を実感されやすく、こちらの場合には数日間の注入部膨疹が生じます。肌荒れしたかのような表面の小隆起です。出血痕が残るわけではありません。もちろんこれは必ず消失しますので、数日間の猶予のある方はこちらの手法をお勧めしております。もちろん韓国でおこなわれるような激しい隆起とならないよう、日本人向けにアレンジして開発した手法です。最近はこちらの手法で実施される方が7割程度を占めており、大変好評を頂いています。

 

効果発現は2日程度経過後より実感され、初回は残念ながら2週程度で効果減弱します。

右の図は治療間隔に関する説明ですが、注入直後からヒアルロン酸の吸収が始まり、徐々にその物理的効果は薄れてきます。しかし時間と共にヒアルロン酸で刺激された線維芽細胞(コラーゲンを作る細胞)が少しずつ新しいコラーゲンを産生します。現実には劇的な量ではありませんので、自覚される効果は長くありません。よって3週前後で次の水光注射をおこなうのが最良とされています。回数を重ねていくと、コラーゲンの増加や肌の質感維持力の増加と共に、その効果持続期間は延長し、メンテナンス治療にて十分となります。またコラーゲンを産生する力には個人差がありますので、効果の維持や変動などにはバラツキが生じるとされます。個人の肌質によってそのあたりは異なるとご理解ください。

ダーマシャインによる効果のグラフ
実際の治療効果ですが、一般的なヒアルロン酸注入療法と異なって、局所ではなく全体の肌質、キメ、ツヤなどが改善します。
右の写真は、この治療導入時のモニターで、片側のみ水光注射を2回実施後1ヶ月の状態です。治療側の肌質やキメ(肌理)などが改善してるのが分かります。肌をみずみずしく変化させるのがこの治療の特徴と言えます。
当院ではこの機器の日本導入時に3名のボランティアに協力頂き、頬の片側のみの治療を実施しましたが、全ての方で肌質の変化を自覚され、家族からもその違いを指摘されたそうです。
ダーマシャインによる水光注射 治療していない肌
ダーマシャインによる水光注射 治療した肌
 
非治療側
水光注射治療側

 

  治療効果の判定におけるマイクロスコープ像です。拡大してみると、肌質の改善が顕著に現れていることが分かります。キメが乱れていたのが正常な配列に修復されています。この状態は弾力感や化粧のり、ツヤなどあらゆる皮膚の質感の礎となるのです。
これは通常の写真では分からないとは思いますが、拡大して見ると分かりやすい客観的評価となります。もちろん、この質感の変化をご本人ははっきりと自覚されます。
ダーマシャインによる水光注射 治療していない肌のアップ。キメが乱れた状態です。
ダーマシャインによる水光注射 治療した肌のアップ。肌質の改善がわかります。
   
非治療側
水光注射治療側    


治療費に関してですが、非架橋ヒアルロン酸(HA)単独の注入による保湿力改善で1本2cc(両頬)が1回 20000円+消費税を基本として 、
2本4cc(全顔ダブル)が36000円+消費税、
HA&マルチビタミン・ミネラルなどのメソセラピー製剤添加による肌の透明感改善 1本1回 26000円+消費税、2本(全顔ダブル)が46800円+消費税
HA&ステムセル抽出物による肌活性化、肌理や質感の改善治療 1本1回 30000円+消費税、2本(全顔ダブル)が54000円+消費税
HA&細胞賦活化、肌質活性化を促すコンビネーション治療 1本1回 36000円+消費税、2本(全顔ダブル)が64800円+消費税
HA&PRP(自己多血小板血漿)添加による肌の厚みや質感改善 1本1回50000円+消費税、
HA&ボツリヌストキシン添加による肌の張り感改善、リフトアップ作用 1本1回80000円+消費税
となります。
注入剤への混合薬剤などは予算を含めてご本人と相談し、無理のない範囲で治療をする事をお勧めしています。

3週毎3回の治療が基本です。その後は効果の持続に応じて、2〜3ヶ月毎のメンテナンス治療をお勧めします。
ボツリヌストキシンやPRPは3回目に実施をし、2回目まではHA+ステムセル抽出物などの治療となります。

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