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  3. 切らない頬のリフトアップ「ウルトラVリフト」

吸収性の糸によるリフトアップ:ウルトラVリフト

ごく細い針の中に仕掛けた数センチの長さの吸収性糸(PDO/PDS)を多数挿入することによって、顔のリフトアップを図る施術、ウルトラVリフトは、韓国で始まった治療法で、もともとは鍼灸の領域で効果持続性の鍼(置き鍼)として腰痛や肩こりに用いられていたものを美容に応用、これを美容外科医、皮膚科医が導入し、顔面のリフトアップ効果まで併せ持つようになったという変遷を持つ治療法です(ショートスレッド、リードファインリフト、ショッピングスレッドなど取り扱いメーカーによって呼称が異なります)。その効果は主に従来は機器や手術でも困難であった頬正面のリフトアップとフェイスラインの引き締めです。これは今までにない効果として、施術を受けた患者様に非常に満足を頂いています。
約1年程度の効果持続があるとされています。

ウルトラVリフト最大のメリットは即効性、そして効果の持続性です。そして糸は6〜8ヶ月で完全に吸収されることが証明されており、20年以上前から心臓血管外科領域、形成外科領域で通常の手術の際に埋め込まれていたものですから、材質に関しての安全性は長期にわたって証明されています。

ウルトラVリフト

さてウルトラVリフトの作用原理ですが、大きくは以下の3つです。

物理的な固定作用:

弛んだ皮膚や皮下脂肪を持ち上げた状態でピン・杭を刺すように糸を多数刺入します。これは従来からあるスレッドリフト・アプトスなどと異なり、糸そのものは引っかかり・トゲなど無いスムーズな材質で、引っ張り上げるような不自然さではなく、自然に引き上げた状態を固定するような作用です。

糸周囲のコラーゲン増殖作用

糸は完全に吸収されますが、その間は皮下で組織を刺激し、コラーゲンを増殖させます。これにより肌の張り感を得ることができます。よく似た作用に、「金の糸」埋入術がありますが、永久に消えない金属製の異物を入れるものと大きく異なり、確実に吸収され、後遺症や異物による不安感を残しません。

血行改善作用

糸そのもののコラーゲン増殖と共に、もう一つ鍼の作用と同じく、血行を改善しますので、皮膚質が改善していきます。施術直後は顔が熱く火照るような実感を得る方が多いようです。

このウルトラVリフトの導入にあたって、院長である私自身は、国内でのセミナーに参加するだけではなく、韓国まで単身行ってきて、ウルトラVリフトの開発者で、この治療法では世界で最も高名なDr. Kwonにマンツーマンで指導を受けてきました。どうしても複数の医師が研修を受けるセミナーなどでは、見学か体験だけに過ぎず、これで十分な技量をつけることは不可能です。一人で時間を気にせずじっくりと指導をして頂いたことで、自己流に陥らずに最も経験豊富で技量のある医師の手法をマスターすることができました。その後も再び訪韓して疑問点の解消と新しい手技の体得をしたり、国内でのセミナーで再度指導を受けたり、と交流を続けています。
Dr. Kwonは何百例も症例を積み、様々な手技を持つ第一人者ですので、私は日本人向けの手技も確立させつつ、オリジナルに忠実に発展させていこうと考えています。
さて、施術の実際ですが、30〜60分程度、塗る麻酔薬で表面麻酔をした後に施術をします。刺入する糸・針の数によって時間は異なりますが、90〜100本で10分少々です。早く入れる技術は重要で、腫れなどを最小限に治療を終了します。施術後は20〜30分程度冷却をしてから帰宅頂きます。通院は要しません。施術後のメーク・洗顔は可能です。

ウルトラVリフトの効果は施術直後から実感できますが、数日間軽く腫れが生じますので、それが収まった後に、さらに肌の張り感、質感の改善が出現し、満足度が上がります。
数日間の腫れの他、最大の欠点は皮下出血です。初期よりもその程度は少なくはなりましたが、針を刺すという性質上、皮下出血による「青あざ」は起こりやすいものです。10日程度残りますので、コンシーラーで隠す必要もあり得ます。
また糸が馴染むまでは洗顔時などにチクチクする痛みがありますので、顔を触る時は優しくしなければいけません。

治療前 直後 治療後1ヶ月 左の写真はモニターに協力頂いた方です。当院における日本人第1号症例です。
治療効果は頬の引き上げ感とフェイスラインの引き締まりです。頬の引き上げ効果は、注入剤でボリュームを増したり、他のたるみ治療器で上方へ引っ張る効果と異なり、頬の脂肪・皮膚が一体となって上がる印象があります。フェイスラインはVリフトらしく、引き締まります。患者様自身は、頬の引き上がりを第一に自覚される方が多いようです。
症例を重ねる毎に、より大きな効果を得ることもできるようになってきました。
治療前
直後
治療後1ヶ月

現在、治療手技は3Dmethodに発展しています。
これは本邦では当院で始めた手法であり、今までのウルトラVリフト、リードファインスレッド、ショッピングスレッドといわれている同様の手技とはかなり異なった立体的変化を伴った結果を出すことができます。特に頬から口脇の垂れ下がりに対して視覚的に分かるような持ち上がり効果を直後に出すことができます。顔面の皮下脂肪と深部脂肪の構造差を利用した引き上げ手法であり、2014年の日本形成外科学会でも報告をさせて頂きました。また医師向けの業者主催セミナーでもその手技を供覧している、当院開発の特殊な手法です。

ウルトラVリフトの治療費ですが、
頬〜顎・首のスタンダードな施術(90〜100本使用)で220,000円(税別)です。追加部位があれば3〜5万程度の費用増加で対応します。
頬のみやフェイスラインのみであれば糸の数にもよりますが基本は120,000円(税別)となります。

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