サーマクールの失敗/トラブルについて

正しく施術が行われれば大きなトラブルは生じない

正しく施術がおこなわれれば、滅多なことでは大きなトラブルは生じません。但し、ごくまれに表面の熱作用が生じる事はあります。特に照射面の角の部分には熱が発生しやすいためにedge burnと称される輪郭部のやけどが発生することが知られています。これは高周波加熱の欠点であり、電極の接触部のうち、辺縁部においては出力が強くなってしまうのです。


「edge burn」を防ぐために

「edge burn(輪郭部のやけど)」を予防するために、高周波が均一に伝わるよう特殊なカップリングジェルというものを塗布して施術しますし、同じ場所に重ね打ちが生じないよう転写型のシートを用いてマーキングをおこないます。

また接触面は常に冷却ガスの働きによって低温になっており、表層への熱作用が最小限となるように設計されています。そのうえ、機器本体には接触が不十分であったり、過熱された場合にはそれを感知しエラー表示されて照射をストップする機能も装備されています。実に様々な安全対策を施しながら十分な加熱をおこなえる機器、それがサーマクールが長年にわたって機器によるたるみ治療のゴールドスタンダードと称され世界で広く普及している理由でもあります。


頬がこける現象の報告について

またかえって頬がこけるという現象も報告されています。しかしながら、これは頬がもともと細く皮下脂肪が萎縮している症例での照射、つまり適応を誤って照射した場合に起こりえる現象です。頬上方は加齢とともに頬骨が突出し、その下方が凹んで見えることがあります。そのような場合にサーマクールを照射するとさらに下方のフェイスラインはその効果によって引き締まってしまいますので、それと連続した広範囲な頬下方のボリューム減量という状態になります。これが頬のコケを強調してしまうのです。効果が十分に出ていることに間違いはないのですが、引き締まれば必ず若く見えるというわけではありません。

サーマクールはあくまで皮膚の引き締めを生じる治療器です。引き締める作用を十分に理解し、どのような症状、顔面の形状に適しているかを医師が診察、判断して照射することが重要なポイントなのです。頬のコケが強い例ではヒアルロン酸やレディエッセなどの注入剤を使用したり、コケが生じにくい「引き上げ」治療器であるウルセラシステムやイージスヤグなどの機器を選択するべきなのです。


何よりも重要なのは「最適な治療法」を選ぶこと

当院においては多数の機器の中からご本人の状態にあった最適な治療法を、診察の上で決定、お勧めするようにしております。照射の技術も重要ですが、顔面の解剖、老化による変化を医学的に理解し、それをきちんと説明するための知識も、治療を成功させるためには必須です。


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